二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 【薔薇の倉庫】 ( No.205 )
日時: 2011/01/15 16:30
名前: 薔薇結晶 (ID: ipnnhD3i)
参照: http://blogs.yahoo.co.jp/gran_fenrir/1222723.html

『みんな歌おうぜ!』

♪002♪


『ソング・オブ・イナズマ』生放送スペシャルの翌日。

6人のトップ歌手の事務所兼レコーディングスタジオ。
『花冠』。



♪♪〜♪♪♪〜〜

サクラ「誰か歌ってる…。」

清野サクラ。
代表曲は気まぐれロマンティック。


「〜子供たちは 夏の線路、歩く♪吹く風に〜…。」

かぐや「ジュリアさんですね。『鳥の詩』。」
サクラ「かぐやちゃん。」

月夜かぐや。
代表曲は『真昼の月』。
彼女は『イナズマ』には出ていなかった。

<<ガチャッッ>>

ジュリアが歌っている隣の部屋から、ある人物達が出てきた。

サクラ「あっ、フィディオ!マークまで!どうしたの?」
フィディオ「別に?歌ってたんだよ。」
マーク「レコーディングが明日だからな…。」
サクラ「えっ、新曲!?」
フィディオ「俺は違うよ。マーク。」
サクラ「へぇ〜…、何て曲?」
マーク「『トップシークレット』って単語、知ってるか?」
サクラ「何よ、教えてくれたっていいじゃん。」

<<ガチャ>>

ジュリア「…あら、おはよう。」
サクラ「ジュリア!おはよう!」

出てきた途端にすぐに2階に上がるジュリア。
しかも急いでいるようだ。

サクラ「どうしたのー?急いで。」
ジュリア「聞いてないの?今からみんなで打ち合わせよ。」
サクラ「…え?」
かぐや「サクラさんが一番最後ですよ。早く行きましょう。」
サクラ「…ぇ?」
マーク「その様子では、メールを見てないんだな。」
サクラ「…は?メール?」
フィディオ「俺昨日送ったんだけど。」
サクラ「…嘘、そうだっけ?」
ジュリア「そうなの。早く来て?」
サクラ「…はい。」






打ち合わせ室。

瞳子「昨日の視聴率はまぁまぁ良かったわ。お疲れ様。」

所長、吉良瞳子は言う。
すると出演者だった5人が礼をする。

瞳子「明日は君のレコーディングがあるけれど…。」

そう言いながらマークを見る。

瞳子「…『花冠』のトップ歌手6名以上10名未満で、アルバムを作りなさい。」

と、瞳子の口から発せられた。

ジュリア「なっ…。」
日奈乃「アルバム…?」
サクラ「6名以上…。」
かぐや「10名未満で…?」
みゆ「…何曲ですか。」

瞳子「…30曲以上よ。」

サクラ「30曲!?」
フィディオ「…代表曲や今までの曲だけじゃ足りない…。」
マーク「だろうな。」
ディラン「さすがに多すぎるような気がするよ。」

瞳子「……1か月以内で仕上げて頂戴。ジャケットも、CDのデザインもよ。」


































ジュリア「…さすがに30は多いわね。私は2曲しかないわよ?」
サクラ「じゃぁさ…。」

と、次の瞬間サクラが放った言葉。

「いっその事、今までになかったこと、やってみない?」


♪002♪