二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ 【薔薇の倉庫】 ( No.700 )
- 日時: 2011/04/27 22:00
- 名前: 薔薇結晶 (ID: y0p55S3d)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/gran_fenrir/MYBLOG/yblog.html
『いらっしゃいませ・改』
——「良く見えるのは外見だけよ?」——
此処は人気ファーストフード店『リトル・クラウン』。
本日の営業も終わったご様子。
ジュリア「はいお疲れ様。今日の反省点を述べなさいサクラ以外の下衆共。」
フィディオ「何ソレサクラ以外の下衆共って!?」
ジュリア「いいからさっさと言えって言ってるのよ言いなさい!!」
と、お客様の居ないところではこんな風に店長が、と言うより女王様が暴走してるんですね。
「何事も犯罪じゃなければ問題ない」が女王様の教えです。
サクラ「フィディオが休み過ぎ。ちょっとはマークを見習えばいいのにねぇ?」
フィディオ「いや、マークの忍耐が異常なだけだって!!」
マーク「お前の集中力の無さが異常なだけだろ。サッカーの時の集中力を此処で生かせよ!」
サクラ「そうだよ。フィディオやれば出来るんだからさ。」
フィディオ「サクラーっ!!」
ジュリア「やめなさい、ドMでロリコンな上にソレじゃアンタ人生終わってるわよ。」
サクラに抱き着こうとしたフィディオを絶望的な言葉攻めで黙らせました女王様!
何でロリコンって?ルシェちゃんだよルシェちゃん。
フィディオ「ロリコンで何が悪い!!ってか俺ドMじゃねぇよ!!」
ジュリア「悪いとは言ってないわ、『人生終わってる』って言ったのよ。しっかり理解しなさい、ミジンコじゃないんだから。そして貴方は私からすれば絶対的ドMよ。」
テレス「いや、アンタが究極的なドSなだけだろ…。」
ジュリア「何か言ったかしら?」
ドSオーラが溢れてる…!と言う目で皆さん女王様を見上げております。
確かに恐ろしいオーラを放っております^^;
テレス「…何も言ってない。」
ジュリア「……まぁいいわ。フィディオは罰として店内のテーブルを全部拭いて頂戴。」
フィディオ「全部!?」
ジュリア「全部。他はモップ掛けよ。」
扇子を片手にトコトコ歩いてモップを左手に持ってモップ掛けを始める女王様。
流石は店長、仕事速い、と言う目で見る店員組。
次々にモップを手に取る。
ジュリア「マーク。」
マーク「何だ。」
ジュリア「今日の売上合計を10秒以内に。」
マーク「………25万8795円。」
ディラン「速っ。」
ジュリア「25万…そう、そろそろ何か手を打ちましょうか。」
サクラ「金額に不満でもあるの?」
ジュリア「いえ…無いけれど。」
サクラ「じゃぁ何で。」
ジュリア「他と圧倒的差をつける為よ。新メニューでも考えましょうか、次の定休日くらいに。」
エドガー「例えば?」
ジュリア「そうねぇ…、また考えておくわ。」
きらん、とジュリアの眼が光る。
そしてエプロンのポケットから扇子を取り出し
ジュリア「サボるな下衆がぁぁあ!!!」
フィディオ「痛ぁっ!?」
フィディオに投げて見事後頭部直撃。
ぶっ倒れたよフィディオ。
サクラ「って事で、今日の仕事終わりっ!!」