二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FINALFANTASY—オリジナル—  〜白黒の魔術師〜 ( No.81 )
日時: 2011/01/13 17:34
名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)

第四章 〜key flute 【鍵笛】〜

「では、この国を救った下さった“英雄”達に、このクリスタルを」
王(この人は本物)のコップに、姫が酒を注ぐ。_本物の王は地下に幽閉されていたが、無事に発見されたのだ。
「ありがとうございます、王」
「あなた方がお父様の偽者を倒して下さらなかったら…この国は、どうなっていた事か」

「娘から話は聞きました。あなた方は世界を救う旅をしているそうではないか。
これは、お礼_」
と、王は、桜のはなびらの様な色の横笛を取り出す。
「これは、【鍵笛】という物です。 きっとどこかで役立つ事でしょう」
姫は、
「私はあなた達の志を成し遂げられる事を祈っていますわ」
「よし、今日はもう遅い。城に泊まっていってはどうだ」
三人はもちろん、
「はい!」
と元気良く答えたのであった。


「炎のクリスタルが奪われたと…これはどういう事だ?」
玉座に座る男が、前にひざまずいているアリスに問う。
「は…我らの放った魔物が倒されたとの事です。 _それも、前にガウストの言っていた『サラ』っていう奴が」
「もしや…ライドの娘か?」
「そのようです」
ふむ…と男は考え込む。                      
           ヤ    
「どうします、王…殺りますか?」

「ふ、お前の事だ_。どうせ、駄目だと言った所で変わらぬだろう」
男は、獲物を仕留めるような目つきで、
                           ヤ
                          「殺れ」

「御意♪」
楽しそうに、嬉しそうに、アリスは言った。

作者の振り返り
 何か文章変だな〜。