二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.14 )
日時: 2010/12/18 19:52
名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)


 コツ…コツ…—

アレンとアスターは少し薄暗い廊下をあるいていた。
広いせいか…今まさに夜中になろうとしているせいなのか…

  (とても不気味だな…)

アスターは苦笑いしながら「肝試しにはうってつけだな…」と小さく呟いた。

すると

アレンは何かに気がついたように「あっ」と声をだした。

 「いっときますけど…出ますよ」

   「………出るって…何がだい?」
アスターは少し戸惑いながら聞いた。
 …いやなんとなくそんな気はする
     気がするけど…


アレンはにんまり笑った ティムキャンピーも歯をむき出して笑った。

   「 オ   バ   ケ 」

アレンはドス黒いオーラをまといながら、にこやかに微笑んだ。
 アスターは「…それはそれは…」と軽く流そうと必死のようだ。

  
   ・・・・・それはそれは・・・・



  

   うん・・・・・


 



   知りたくなかったな・・・・——




 アスターは冷や汗をかきながら足を進めた。
アレンはアスターを見ながら、呟いた。

 「アスターって…何部隊なんですか?」

 さっきまでのドス黒い空気は消え去り、いつもの空気が流れていることに安心した。
 アスターは「…ティエドール部隊だよ」と笑った


 —すると

    「ティエドール部隊…」
 アレンは考えこみだした。
  
(この子は…また何か言う気なのか…;)))
少しの動揺がアスターを襲った。
 


そして…アレンはバっとアスターを見つめた!

 「アスター!!バカになりますよバカになっちゃいますよ!!どっかの誰かさんみたいにバカでフンドシで友達いなくなっちゃいますよ!!!」


   「誰がバカだ…この ク ソ モ ヤ シ 」

アレンが誰かさんにむけて言葉を吐いた瞬間、アレンの背後にポニーテールで黒髪の少年が刀をかまえて殺気をだしていた。


 (…?この子は…)

アスターは、2人の会話を聞こうと思い黙っておこうかと思ったが…


    思ったが………



 「今すぐにでもその白髪刈ってやるよ」
「いいえ刈られるのはフンドシマンの方です」

    ブチッ

 「誰がフンドシマンだ、若白髪ジジイ」

    ブチッ

「フンドシはいてるからでしょう〜?」
  
   ブチチッ

「はいてねぇよ、てめーの髪刈ってジジイ共に売り飛ばしてやる」

   ブチチッ

「おいフンドシ太郎、そのうざったい髪の方を先に刈ったらどうですか?」





 

・・・・・とめるべきだな・・・・・


 小さな抗争?戦争が始まってしまった。
アスターはため息をついて、笑うばかりだった。