二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/18 21:14
- 名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)
アスターは苦笑いをして、アレンと神田をなだめようとして2人に近づいた。
その時だった—
「2人とも何してるさ!!さっさとこっちにくるさ!」
上の階から赤髪に眼帯の少年がこちらを見下ろしていた。
アスターはその少年を見ていると、相手もアスターの視線に気づいて、軽くウインクした。
「ほら!あんたもこっちに来るさ!部屋があるから」
にんまり赤髪の少年は笑った。
アレンは「はい!今行きます!!!」と叫ぶ
一方、黒髪の少年は「・・・ッチ!!!!」と盛大な舌打ちを残して去っていった。
アスターは少し微笑んで階段へと向かった。
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上の階へ上ると、赤髪の少年が待ち構えていた。
その隣には小さな老人…。
「いよっす!俺の名前はラビ!あんたは…アスターだよな」
ラビはにんまり笑って、アスターを見た。
そして隣の老人を指差すと
「このパンd『『『グシャ』』』
となりにいた老人はラビの言葉をさえぎるかのように思いっきりとび蹴りを食らわした。
ズザザザザザザザザァァア!!!!!!
ラビは痛々しくアスター達の足元に転がってきた。
アスターは目を丸くして、アレンは哀れみの目でラビを見つめていた。
とび蹴りをくらわした張本人は、アスターに近づいた
「ワシの名は…ブックマン…本当の名ではないが…ここではそう呼んでくれ」
落ち着いた口調でいうのはいいのだが…ラビを踏みつけながらいうのは・・・
「…ブ、ブックマン…下」
アスターは少々あせりながら呟いた。
ブックマンはそれに気づき、「どっこらせ」と…ラビの手にトドメをさして降りた。
ラビは、アレンに目をむけ…
「・・・いいから助けろさ・・・・アレン」
「自答自得でしょ」
「・・・あすたああああああ」
「アレンに同感だね;」
「・・・ひどいさ!・・・ゆうう「黙れクソウサギ」
「・・・(泣)」
アレンはそんなラビを無視して、「あ!隣のポニーテールは神田ユウっていうどうしようもないバカです」
と思いっきりさわやかな声でささやいた。
(なかなか毒が効いた少年だな…。)