二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.16 )
日時: 2010/12/18 21:45
名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)


 「アスター」
ブックマンはアスターを見つめた。

「ヘブラスカの予言で『秩序と終焉の門番』と予言された者だな」
 「・・・!」
アスターは驚いた表情をした。
そこまで情報を知っている人間がいるとは…

(ブックマンとは・・・何者なんだ)

「…あなたは一体」
アスターは声をだしてブックマンを見た。
ブックマンは、落ち着きをはらったかのように

「仕事柄、あまりこちらのことを教える事はできん」

とだけ言い残して去った。
アスターはしばらくその後ろ姿を見ていたが、
ラビがアスターの両肩を叩いて、にっと笑った

「ほら!あんたの対アクマ武器!!」
ラビはアスターに聖書を渡した。
アスターは驚いたまま「あ、あぁ…」と言い受け取った。

ラビは「俺は、じじいの後継ぎってことになってるんさ!、よろしくな♪」と笑った。

そして部屋の扉を開くと中は・・・

 「なかなか殺風景だね」
アスターは部屋に入ってそう呟いた。
だが、いらないものが無くスペースがあってすっきりしている。

 「住めば都ですよ」
アレンはにっこり笑ってアスターに言った。
 アスターは「そうだね」と笑う。



   「おい」


神田が突如、声をあげた。

 「何さ?ユウ」
ラビは首をかしげて言った。
神田は面倒くさそうに

 「コムイから連絡…俺とラビとモヤシ…それと…」

 「僕かい?」
アスターは微笑んだ。
 神田は舌打ちして
 「そうだ、任務らしいから…とっとと来いだと」

そういって去っていった。