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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.2 )
- 日時: 2010/12/16 20:14
- 名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)
「ふぅ」
お気に入りのマグカップを片手にソファに腰を下ろす
机の上は書類の山…片せる気がしない…
可愛い妹が片付けろと言いにくるだろうと思ったが
それよりも先に自分の部下が声をあげた
「コムイ室長!!いい加減仕事してください!!!」
目の下にクマをつくった部下は額に血管を浮き上がらせていた
…寝よう…もう寝よう…忘れよう…よしOK寝よう…
「・・・・今日から新しいエクソシストが来るのに・・・」
リーバー班長は今まさにシャットダウン気味のコムイに向かってつぶやいた
コムイはそれを聞いた瞬間飛び上がった。
「えっちょ!・・・・書類っ書類っ」
コムイはいきなり慌てだして書類を探し始めた。
科学班達は、「またか…」と言ってため息をついた
コムイはキッと全員をにらみつけて
「ちょっと突っ立てないで、探すの手伝ってよ!」
「「「「「「ええええ!!!????」」」」」」
その後、リーバー班長から血管が切れる音が絶えなかった・・・。
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午後9時 地下水路 ………
「こちらから教団内部へと入ることができます」
1人の探索班が、小船を止めて呟いた。
そして、小船から降りてきたのは金髪に青い瞳…眼鏡をかけた青年だった。
「ありがとうございます、これからお世話になりますね」
にこりと笑みをこぼして、つかつかと階段を上っていった。
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