二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.5 )
日時: 2010/12/16 21:09
名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)


 「…で…よしこれで説明終わりッ」

  トントンと書類を机に軽く叩いて整える
 コムイの向かいに座ったアスターは、青い目を細めた。
 「ありがとうございます」
歳はそれほどコムイと変わらないような気もするが…
礼儀は礼儀…当然だろう。

 「どういたしまして」
コムイは苦笑いをこぼしたが、それからすぐにいつもの調子に戻った。

 「どうだい?教団の中を回ってみたら?…慣れるのに丁度いいと思うけど…」

 アスターは立ち上がり、「是非とも」とだけいった。
室長室の扉を開けようと近づいたが、外からすごい足音が近づいてくるのに気がついて身を引いた。




   ドタタタタタタタ!!!!!!!!




   バアアアアアアアアアン!!!


 「コムイさん!!噂!聞きましたよ」
 騒々しく扉を開けたのは
白い髪にペンタクル模様をもった少年だった


 アスターは首を傾げた(…噂?)
  
  白い髪の少年を横切って扉を出ようとした
コムイは笑い声をあげてアスターを見つめた

 「アレン君、彼がその噂の人だよ」

コムイはそう言った。

「…えっ!ちょちょっとまってください!金髪の人!」
アレンは思いっきりアスターの腕をつかんだ。
 アスターは目を見開いてアレンを見た。

「僕 アレン.ウォーカーっていいます!…新しいエクソシストですよね!?」
 「あ…ああ…そうなるね」
少しひきつった声になったが、状況を理解した。
 アスターはアレンに向き直ると

 「僕はアスター.レオナルド…珍しいゴーレムだね…」

アレンの頭に止まった金色のゴーレムに目がいった
 アレンはにっこり笑って

「コイツはティムキャンピーです」
「そうか…よろしくね…」