二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray−man 羅針盤の戦士 ( No.8 )
日時: 2010/12/16 21:30
名前: ぐるり (ID: uRjlitq/)

「ちょうどいいから、アレン君といっしょに見ておいでよ」
コムイがそういったのは、ついさっき…
その後コムイはアスターに耳打ちしてきた

 「アレン君ね迷子の常習犯だから、どこかで誰かを捕まえた方が身のためだよ…」

アスターはコムイに苦笑いをこぼして

「…んな大げさな…」

と笑った。
だが、あながち冗談でもなさそうなコムイの表情に少し背筋が凍った。


 「アスター!早く!!」
「あ…あぁ…今…行くよ」

アレンの声が聞こえた。
アスターはコムイに背を向けて部屋を出て行った。


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 「そういえば、アスターって何歳なんですか?」
廊下を歩きながらアレンはアスターに質問した。
 アスターは少し考えて…

 「……24…くらいかな?」
「…何で疑問系??」

アスターは苦笑いすると、「実はあまり覚えてないんだ…もしかしたらコムイさんより年上かもしれない…」

アレンもまた苦笑いをして
  「そういえば、僕も同じだ…15くらいかな?って感じなんです」
 そう呟いて笑った。


(…このくらいの歳で…?忘れることはないんだろう…)


 (寄生型だからか…ペンタクルのせいか…まぁ…何かあったんだろうな…)


アスターはそんなことを考えながらアレンについていった。