二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

#1 ( No.2 )
日時: 2010/12/19 18:06
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: aUzRFwNt)

#1

 ちょっと待って。どうして----あたしが買い物から帰ってきたら-----ナツとハッピーがあたしの家で寝てるのよ? あたし、ちゃんと鍵閉めてたよね? うん、絶対閉めてた。だって、五回も確認したんだ。なのに…どうしてナツとハッピーがぁっっ !!!!

 「よぉ、ルーシィ。遅かったな」

 「あい !」
 当たり前のようにあたしの家で…。

 「あたしの部屋ぁー------っっ !!!!!」
 と、ナツに飛び蹴り。気持ち良いほど上手くいった。

 「ルーシィ、仕事行くぞ」
 無視なんだ !? 完璧に無視したよね?? 

 「今日は無理」
 あたしが冷たく言い放つ。

 「なんでだよ。いつも『家賃 !! ナツ、さっさと用意しろやこの××××× !!!!!』って言ってるじゃん」

 「いつのまにあたしはそんなキャラに !?」
 あたしは、伏字になるようなこと言ったことないんですけど…。ましてや×××××なんて……。

 「今日だけはダメなの !! ミラさん達と大切な話があるのっっ !!」
 ずばりそれは、“girls talk”である。ミラさんが提案したもので、月に一度ギルドの一部を男子禁制にして、女子全員参加の恋バナが行われる。あたしも勿論、行かなくちゃならない。行かないと、エルザに“お仕置き”されてしまうのだ。よほどの用事がなければ、だ。

 「そうか…」

 「ルーシィ、行ってあげてよぉ。ナツ、楽しみにしてたんだよぉ?」
 ナツは落ち込んで座り込み、ハッピーはあたしの顔を覗き込む。いや、ナツ。そんなに落ち込むほどのことなの? ハッピー。楽しみってどういうことよ??

 「とにかく、今日は無理だから。帰ってね」

 「「はーい」」
 やっと帰ってくれた…。じゃあ、ギルドに行くっかな♪







 〜ギルドにて

 「全員集まったな」
 エルザが確認する。

 「「はーい !!」」

 「じゃあ、始めるよぉ♪」
 ミラさんの言葉で、恋バナがスタートした-----。