二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: -ONE PIECE- 月追う兎* \オリキャラ募集中!/ ( No.14 )
- 日時: 2010/12/23 21:21
- 名前: なまくら将汰 ◆yKq/Ct0zKs (ID: /gSTfiqf)
[>Episode6
「マール姉ちゃん!!!」
デイルは店の中に入るといきなり大声を出した。
「なあに、デイル?」
カウンターに顔を出したのは藍色の髪を長く伸ばしたそれは美人の女性だった。
「あのさ、コイツルフィ。ほら、あの事件のときお世話ンなった・・・」
「まあ!あなたがルフィくん?!」
マールと呼ばれた美人さんはルフィの元へかけより深々と頭を下げた。
「デイルを助けてくださってありがとうございました・・・。それと、デイルに話を聞いて、ずっと会いたいと思ってたのよ」
「ん?誰だおめえ??」
頭にはてなマークを浮かべたルフィ。
だがそのマークはサンジの蹴りによってかき消され、サンジの足がルフィの頭にのめりこむ。
「こんな素敵なレディにおめえはねえだろうクソゴムが!!」
「いってえなあ、サンジ!!」
頭をさすりながら振り返るが、ルフィの視界にサンジはいない。
「マールさん・・・あなたのような素敵な方に出会えておれは幸せです・・・」
マールの手をそっと自分の手で包み込むサンジ。
だが、そのとき——
「初対面であたしに触んじゃねえよおおおおおおおお!!!!」
≪バギッ!!≫
「ぶふっ!!!!!」
すさまじい音とともに後ろに吹っ飛ぶサンジ。
「うわわ!マール姉ちゃんやりすぎ!!しっかりしろよっ!」
「あ・・・え?ああああ!ごめんなさいっ!」
「ふ、ふ、ふふふ、大丈夫ですよマールさん・・・愛あるアッパー、ありがとうございます」
デイルはぬらしたタオルをサンジの元へ持っていく。
「ったく、ここまで女好きと思わなかったから言わなかったけどさ、マール姉ちゃん初対面の男が半径1メートル以内に入るとぶっとばしちゃうんだ」
「そういう事はやっぱり早く言ってほしかったぜ・・・」
「わりぃわりぃ・・・でもお前も以後気をつけるよーに」
「了解」
そしてデイルはルフィたちを一番大きなテーブルへと招いた。