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オリキャラめぐり編、始まるよ!!←誰
(オリキャラ、作成者様のイメージと違ったらごめんなさい。あと出演する順番ばらばらだけどごめんなさい)


[>Episode20

「着いたああっ!!」

ルフィの大声が青い空に響いた。
麦わらの一味が到着したのは“キハト村”。
市場などが充実しており、貿易商や観光客、もちろん海賊、それに海軍もここによることが多い。

「おお・・・大きい村だな。これ村っつうのか?」

デイルの問いかけには誰も答えなかった。
そして今回の船番はウソップとサンジ。

「今回は3日間くらいこの村にいるつもりだから明日2人は自由行動とってね」
「おう!!」
「ナミすわあーんっ!!気をつけて行ってきてねえん!」

サンジのいつものナミへの愛の言葉が聞こえると、デイルがぼそりと悪態をつく。

「きもっ」
「同感だ」

デイルの言葉に賛成したのはゾロ。
だがその言葉はしっかりとサンジの耳に届いていた。

「んだと!クソうさぎにクソマリモ!!てめえらナミさんになんかあったらおろすぞコラ!!」
「大丈夫だよ。ナミになんかあっても。どうせその辺の男とかなら軽くぶっ飛ばせるだろうし」
「どういう意味よ」

≪ゴンッ!!≫

鈍い音とともにデイルの頭に大きなたんこぶ。

「いってえ・・・・・・」
「いい加減にしなさいよ。あたしだってか弱いレディーなんだから!」
「ははっ!!デイルっ!早くしねえと先行っちまうぞ!!」

頭を押さえながら立ち上がろうとするデイル。
だが、視線に気づく。
ふと見上げると大きな木の陰に黒く、長い髪の毛をポニーテールにした少女がいた。
藍色の美しい眼がこちらを見ている。

「??・・・おい、お前」
「・・・・・・・・・」

デイルが気になり、声をかけるが少女は驚いたように草が生い茂る奥のほうへ逃げるように行ってしまった。

「なんだあ?」
「おーい!!デーイールー!!!」

ルフィに呼ばれ、ふと我に返ったデイルは先に行ってしまったキャプテンを追いかけた。