二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: バイオハザード5 ( No.140 )
日時: 2011/04/21 18:20
名前: K (ID: Ym5qC36X)

・・・・っとぉ!!
なんだか注意されちゃったみたいですなあ。

これはもしかしたら炎上間近か!?

そうか、じゃあ小説を書きこもうか。


〜瓜生伝〜

時は戦国期のことである。おりしも黒田の軍勢が豊臣の命により九州に入った頃だった。
瓜生島にもその噂が聞こえたが、若き城主である津宮景騎(つのみやけいき)にはそのことが早急の問題ではないばかりか、まったく別世界の出来事であるようだった。

瓜生の国は、それほど平和だったのである。

「景様!」
慌ただしく城門をくぐり、おだやかな春の空気を切り裂いたのは家臣の川村勇治郎時増(かわむらゆうじろうときます)であった。

「なんじゃ騒がしい」
津宮景騎はいつものように着の身着のままの格好で城内の桜を愛でていた。

「け、景様・・・大友が・・・大友が・・・」
「なんじゃ、まずは茶でも飲むか?」
「一大事でございます」
「一大事とは、また一大事であるな」

瓜生島の一大事といえば、馬が逃げたとか、魚が捕れないとか、雨で田んぼが流されたというような事柄ばかりであり、人が一人失踪しようものなら、この世の終わりのように騒ぎ立てるくらいだったので、このときも景騎は別段驚く様子はなかった。

「お、お、大友が・・・敗れました!」

景騎は初めて時増の顔をまじまじとみつめた。

「大友が!? 馬鹿な」
「確かでござります。この目で見て参りました」

川村勇治郎時増の顔は蒼白で、それをみても事実であることに間違いはなかったが、景騎は青天の霹靂に対応しきれずにいた。

「大友が・・・まさか」


・・・つづく

ふう。完全オリジナルは難しいなあ。
ま、蛇のワナは地道にがんばりよ!

では今日はこの辺で。