二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達2 ( No.229 )
日時: 2011/03/11 16:05
名前: 薔薇結晶 (ID: uoVGc0lB)

第74話 「ガルシルドの逮捕」





イナズマジャパンVSザ・キングダムの準決勝。

ハーフタイムの事だった。
何と、ガルシルドが捕まった。


それを宿舎で観ているユニコーン。

ジュリア「…どういう事?」
マーク「ガルシルドが…、捕まった?」
ディラン「why?」
ジュリア「あっ…!!」

画面上に、とある人物。
ジュリアは面識があった人物だったため、驚いている様だ。

マーク「どうしたんだ?」
ジュリア「…、レオンさん…。」
ショーン「レオン・サムス監督ですか?」
ジュリア「え、えぇ。私5歳の時にあの人にサッカーを教えてもらったことがあるわ。」
ディラン「what's!?」
マーク「お前世界にどれだけの知り合いが居るのか自分で把握しきれてるのか?」
ジュリア「……、あ、ある程度は…。」
マーク「おい…。」


≪おーっと!!此処でザ・キングダム、選手の交代です!!≫
≪あ!あれはブラジルの守護神!!ホルネス・シーザーです!!≫

ジュリア「ホルネスだわ。」
マーク「もう守護神とまで呼ばれるようになったのか。」
ジュリア「みたいね…。私のシュートが止められるかは知らないけれど。」
ディラン「ジュリアに勝てるシューターは少ないからね。」
マリ「居ないの間違いじゃない??」
ジュリア「いいえ、私より強力なシュートを打てる選手なんて挙げたらきりがないわ。」


ジュリア「さて、と…。見せてもらいましょうか、ホルネス、ロニージョ。」


ザ・キングダムから試合再開。

ロニージョにボールが渡る。ロニージョには鬼道が付く。
だが、鬼道とは勝負せず、ガトへ捌く。
ガトに風丸が付くが、ガトもバックパス。

ザ・キングダムは、パスを回していく。


ジュリア「…らしくないわ…。」
マーク「そうだな。ザ・キングダムはもっと攻撃的なチームのはずだ。」
ジュリア「動きが悪い。それにザ・キングダムの雰囲気がぎこちないわ。なのにジャパンも…パスカットに行かない。…見ていてイライラするわ。」

土方「“ブレードアタック”!!」

ロニージョがボールを奪われる。

ジュリア「え…!?」
ディラン「!?」
マーク「絶対に可笑しい…。」
マリ「な、何が?」
ジュリア「ロニージョは今みたいな技なら空中に跳んでかわすはずだわ。私ほどのジャンプが出来ないとしても今のは…。」
ディラン「ユーほどのジャンプって…無理だよ。」

その会話の最中に、土方はザ・キングダム陣内へ攻め込んでいく。
ラガルートが止めに来るが、バックパスでかわす。
パスを受けたのは…。

吹雪だった。


ジュリア「来るわね、きっと『アレ』だわ。」
マーク「あれ?」
ジュリア「韓国戦で一回使ったきり、全然試合で出てないから、貴方達は知らなくて当然よ。」

「「“サンダービースト・改”!!」」


ホルネス「“ホルス・ツイン…ッッ!!!」

<<バシュウウゥゥゥゥ>>


ジュリア「…どうやらホルネスも。」
マーク「不調どころの問題じゃないな。」
ジュリア「全く、テレビを消したくなるわね。」


≪イナズマジャパン!後半開始早々、同点に追いつきました!!≫

ジュリアは、悲しいような、情けないような、そんな気持ちで試合を見ていた。


第74話 終わり