二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達2最終章始動——! ( No.351 )
日時: 2011/05/23 05:57
名前: 薔薇結晶 (ID: fREd0x4b)
参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/

第2話 「リトル・クラウン再結成」






≪フランスに『紅の国王』が出現しました!!只今ローズ・グリフォンが…≫

≪カナダで…≫   ≪ロシアで…!!≫


一之瀬「何て奴らだ…。」
土門「まるで…エイリア学園が世界規模になった感じじゃねぇか…。」

『緑の狩人』『桃色の催眠術師』『黒の騎士』『白の将軍』『黄色の姫君』『紅の国王』。
この6チームが世界中を破壊しているのだ。

マーク「他の2チームが出現していないのが気になるが、まだその分被害が小さいな。」
ディラン「もう20か所以上は襲われてるよ。何処が小さいんだい?」
マーク「あと2チーム、今動き出してみろ、もっと被害が広がるぞ。」

一之瀬「でもさ…アメリカと日本はまだ襲われてないみたいだ。」
土門「ドイツも襲われてないぞ、多分。」
マーク「だがこの状況だ、何時来ても可笑しくは無い。」

そんな時。
クルーガー家の電話が鳴った。

マーク「ミーシャ!出てくれ!!」
ミーシャ「分かったーっ。」

一之瀬「しかもみんな何か…フード被ってて顔が見えないし。」
土門「ばれたらヤバいんじゃねぇの?」
一之瀬「…『誰にばれたら』、ヤバいんだ?」
土門「…さぁ…?」

ミーシャ「お兄ちゃん、電話、お兄ちゃん宛だよ?」
マーク「…誰からだ。」
ミーシャ「さぁ…でも、結構声低かったよ?」
マーク「…。」

最初に普通名乗るだろ、と思いながら電話を受け取る。
そして、「変わりました、マークです」と話す。
受話器から聞こえたのは、あの人物の声だった。

??≪久しぶりだな、マーク。≫
マーク「えっ…、シャルソン監督…?」
シャルソン≪そうだ。早速本題に移らせてもらうが、いいか?≫
マーク「はい。どうぞ。」
シャルソン≪…ディランは居るか?一之瀬と土門が居ればなおいいんだが。≫
マーク「えぇ、3人共居ますよ。スピーカーにしましょうか?」
シャルソン≪頼む。≫

受話器のスピーカーボタンを押して、テーブルに置く。
シャルソン監督からだ、3人とも聞いてくれ、と3人に呼びかける。

シャルソン≪『エレメントロスターズ』の事はもう知っているだろう。≫
マーク「はい、俺達の前に現れましたから。」
シャルソン≪先ほど世界サッカー協会で決定されたものだ。『エレメントロスターズ』はサッカーで戦えと言った。それに従う他無いとみて…≫

≪『エレメントロスターズ』討伐チーム、『リトル・クラウン』を結成することが決定した。≫

マーク「『リトル・クラウン』!?」
ディラン「でも…、」

ディランが言葉を詰まらせた。
リトル・クラウンは、誰を軸として廻っていたチームか。
それは間違いなく、今は亡き『絶対クイーン』、ジュリアだ。

シャルソン≪ディラン、お前が言いたいことは分かる。だが、私は『リトル・クラウン』以外のチームは持ちたくないんだ。≫

だから、あえて名前は『リトル・クラウン』にした、と言う。

シャルソン≪そして君達4人はその『リトル・クラウン』のメンバーだ。他のメンバーはネットで確認すればいい。≫

公表済みだ、と付け加えるシャルソン。
分かりました、と4人は答える。


マーク「『リトル・クラウン』、再結成だな。」
ディラン「メンバーを見に行こう、大体メンバーは予想がつくけどね。」
一之瀬「た、確かに…。」
土門「でも俺達が選ばれたのは光栄だよな。」

そう言って1階のリビングに駆けた。



第2話 終わり