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第23話　光と闇は寄り添う一対



光と闇、



その二つは全く違うようで存在は等しい



人の心にはそれぞれの光の感情と闇の感情がある



光が強くなれば闇も濃くなる



しかし、光がなくなれば影は存在できない



だが影がなくなれば…光はどうなる?



その答えは……



彼———ジョーカーは闇、そして———

ジョーカー「あいつ…闇の世界を…」

ジョーカーは何かを感じ取り江戸の街路地を歩き出した。
ジョーカーは自分が何者かが分からない。だが自分が心の闇だと、知っている。自分の心の主は———。どのように生まれた。ジョーカーは考えている。もしくは江戸の住民や天人（あまんと）の闇とは違う。
ジョーカーは何かさっきとは違うものを感じた

ジョーカー「こ、これは……主……」

光だけの心…俺は闇…主に違いない。だが、何か別のものも感じられる。何だこれは…。江戸の住人や天人（あまんと）とは確実に違う。獣?
そうだ獣だ。

ジョーカー「…早く行かなければ…」

ジョーカーは何かに導かれるように歩いていった。主を探しどこかに…。