二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン ブラック・ホワイト 2人の英雄 オリキャラ募集中 ( No.34 )
日時: 2011/01/12 21:33
名前: 莉遠 ◆71ZCESB8ZI (ID: 0cbUjVkJ)

第13話 〜だって女の子はみんな俺のハニーだぜ〜


サクヤ:あ、アレだ。あの白くて綿みたいなポケモン。超可愛い。絶対ゲットしてやるんだから!

モンメンの群れがいた。サクヤとチャオブーは木の陰に隠れている。そして、手にはモンスターボール。

サクヤ:行くよチャオブー!逃げられる前に相手に戦闘態勢にさせる!ニトロチャージで接近戦に持ち込むよ!

チャオブー:チャオブ!

と言ってモンメンの群れにニトロチャージで突っ込んで行った。そして攻撃は当たらなかったものの、逃げ道に回り込み、一匹を戦闘態勢に持ち込ませることに成功。

モンメン:モン!モン!

サクヤ:よし!向こうもやる気満々だな。チャオブー、ひのこ!ん?


チャオブーはひのこをしなかった。いや、出来なかった。なぜなら進化して成長し、新しい技を覚えていたからだ。


そしてチャオブーはひのこではなく、ヒートスタンプを繰り出した。モンメンに絶対に当たると思いきや、モンメンのしびれごながチャオブーにあたり、しびれてしまった。


サクヤ:チャオブー、ヒートスタンプ覚えたんだ。私はチャオブーが新しい技覚えてくれててうれしいよ。ていうかそれよりなんであの状況でモンメンのしびれごなが当たったの?

テツ:それはよぉ、あのモンメンの特性は多分「いたずらごころ」だからだよ、サクヤちゃん。

サクヤ:テツ!アンタなんでここにいんの?ストーカー?

テツ:違うよぉ、サクヤちゃんのことが心配になって様子を見にきたんだよ。


話がそれてしまったが「いたずらごころ」とは、変化技を使用した際に必ず先に行動できるという特性。つまり、素早さではチャオブーが勝っているが、しびれごなという変化技を使ったモンメンが先手を取ったということだ。


サクヤ:へぇ、ますますほしくなってきた!チャオブー、しびれ大丈夫?

チャオブー:チャオブ!

テツ:おいおい、ポケモン交代するなり「まひなおし」使うなりした方がいいんじゃねぇか?

サクヤ:替えのポケモンはいないし、どうせまひを治してもまたいたずらごころでしびれごなをやられるから一緒よ。根気が一番大事。行くわよチャオブー!ニトロチャージ!


だがまひのせいでさっきほどのスピードはなく、簡単にかわされてしまう。そしてモンメンのはっぱカッターが炸裂。しかし、効果はいまひとつであまりダメージはくらっていないようだ。


テツ:どうすんだよサクヤちゃん。これじゃ埒あかねぇぞ。

サクヤ:ちゃんとこっちには考えがあるの。黙って見てて!


次から次へと攻撃を繰り出すがかわされてしまう。そして再びモンメンのはっぱカッター。


サクヤ:今だチャオブー!モンメンは完全に油断している!攻撃している隙がチャンスよ!いっけぇ!ヒートスタンプ!


サクヤの策略通り、ヒートスタンプでモンメンのはっぱカッターごと焼き尽くした。効果は抜群。そしてモンメンは倒れた。


サクヤ:よし、今がチャンス!いけぇ、モンスターボール!!


そしてモンメンはモンスターボールに入り、捕まった。サクヤの最初にゲットしたポケモン。


サクヤ:よっしゃ〜〜〜!やっとゲットしたぞぉ!

チャオブー:チャオ!チャオ!


ボールを持ち上げ、相当はしゃぐサクヤとチャオブー。そのはず、念願の初・ポケモンゲットだからだ。


テツ:よっ、ハニー日本一!

サクヤ:ちょっと、さっきまで名前で呼んでたのになんでまたハニーになったの!

テツ:だって女の子はみんな俺のハニーだぜ。

サクヤ:あ、そう。じゃ、私シッポウシティに戻るから。アンタは?

テツ:俺はアロエ様のジム戦に勝ったから、これからヒウンシティだぜ。サクヤちゃんはシッポウジムはまだかい?

サクヤ:うん。アロエ様?

テツ:そ、シッポウシティのジムリーダー。ノーマルタイプの使い手。まあ、サクヤちゃんにはチャオブーがいて優勢かもしんねぇが、アロエ様はなかなかの策士だぜ。気をつけな。


と言って去って行った。ちゃらんぽらんな男だった。



サクヤ:じゃ、今日はもう、ポケモンセンターで休みますか。チャオブーもモンスターボールに戻ってゆっくり休んでね。


チャオブーをモンスターボールに戻し、シッポウシティへ戻った。





続く