『君はどこへ?』「なんで・・・なんで・・・」苦しそうに少年は言った「お前まで逝ってしまうんだよ・・恵美ッ!」眠ったように動かない------動くはずの無い少女の傍らで少年は悲しそうに嘆いていた「おれのせいだ、おれがサッカー、さえやっていなければっ!」問いかけは静かな部屋に木霊した「お願いだ・・笑ってくれ・・返事をしてくれ!恵美ッ!」少女はピクリとも動かなかった支えだったのに・・・・何で逝ったんだ?『もう戻らない』