PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜血に染まった十字架〜コメ下さい! ( No.15 )
- 日時: 2011/01/10 14:07
- 名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
5話 真の一番
「いくぞ!戦闘開始だ!」
ルビーの声で2人の決闘が始まった。
バタップの攻撃を軽く交わし、バタップの顔を蹴る。
バタップもルビーの攻撃を交わし、ルビーにアッパーをする。
2人の決闘を見て、ミストレは驚いていた。
「あいつ、バタップと互角。俺ですら負けたのに・・・。」
闘技場に居る生徒は、何も言葉にしなく、ただ2人の姿を見つめる。
「はっ!よく私の攻撃を交わせるな!」
「戦闘中だ、敵と馴れ合うと隙ができる。」
バタップがルビーの顔にパンチをする。
ルビーの口から血が溢れ、血が床に落ちる。
だがルビーは笑っていた。
「あいつ、狂ってるのか?」
エスカバがそう呟き、ルビーの口から出る血を見る。
「まだだ。もっつと私を楽しませてみろ!!」
ルビーがバタップに挑発的な態度をすると、バタップの目が変わった。
「いいだろう。楽しませてやるよ。」
「当たり前だ!」
2人がもの凄いスピードで接近し、2人共顔をパンチする。
バタップの目は腫れ、ルビーの頬は赤くなっている。
そして勝ったのは・・・
「くっ!」
バタップがよろめき、膝を床についた。
この勝負はルビーの勝ちだ。
「これで決着がついたな。私の勝ちだ!!」
闘技場にルビーの声が響く。
真の一番はルビーとなった。
バタップの姿に生徒達やエスカバ、ミストレは氷ったように動かない。
「お前ら見ただろ!!真の一番は、このルビー・フロージュだ!!」
残酷に笑うルビーを1人の少女が見つめてた。
「ルビーはあんな子じゃなかった・・・。」
そう呟き、闘技場から姿を消した。
5話終わり
PR