二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜血に染まった十字架〜コメ下さい! ( No.32 )
日時: 2011/01/23 10:59
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)

今日は更新したい気分♪


8話 極秘任務



バウゼン教官が居る部屋に着いた私。

ノックをし、中に入る。


「失礼します、教官!」


敬礼をし、バウゼン教官を見る。


「どうした、ルビー。」

「何故、チーム・オーガのキャプテンがバタップなんですか?」

「それはヒビキ提督が決めた事だ。バタップは全て優秀。彼なら日本の未来を変える事が出来ると思ったからだ。」

「ですが私もバタップと・・・。」


それ以上言えなかった。

私をバウゼン教官は、私を認めてない。

きっと・・・。


「そうだ、丁度良かった。お前に極秘任務がある。」


そう言い、バウゼン教官は極秘と書かれたファイルを私に渡してきた。

中を開けて見ると、オレンジのバンダナの少年や、80年前のFFについて書かれていた。


「これは?」

「オーガをつくったのは、この少年を倒す為だ。」


バンダナの少年を指さすと、バウゼン教官が呟く。


「“サッカーやろうぜ”。この悪魔の言葉を広めた張本人だ。この少年のせいで、子供達はサッカーに心を奪われ、弱体化が進むのだ。」

「サッカー・・・。」


リンの言ってた事を思い出す。



「サッカーは、ルビーにとってお父さんとの絆じゃなかったの?」



お前に何が分かるのだ。

ファイルを強く閉じ、バウゼン教官に返す。


「そこでお前に任務だ。これはヒビキ提督の命令でもある。」


バウゼン教官に、赤いインカムを渡された。

これは耳に付けて遠くに居る相手と話す為の道具だ。

昔で言う携帯だな。


「過去に言って、円堂 守の邪魔をしろ!FFの出場を阻止するのだ!!絶対任務を成功させろ!」

「はっ!」


バウゼン教官に敬礼をし、私は王牙学園の研究所へと向かった。

ここは生徒は入れない、ヒビキ提督などしか入れない場所だ。

機械のような物の中に入り、呟く。


「円堂 守。」


一瞬にして私の姿は消え、私は80年前へと向かったのだ。



8話終わり

え〜