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第35羽　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　永遠

「ホワイト・パワー!!!!!!!!!!!!!」

「やめろ！！

　うわぁぁぁ！！！」

闇が・・・光に変わっていく・・。

「お母様・・。お父様・・？」

「ベリー、ここにいるわ。」

「お母様!?本物なの？」

「ええ。でも・・。

　貴方は力を使いすぎたようね。

　魔界に戻って少し休みなさい。」

「ううん、人間界に行って休むよ。

　みんな居るし！」

「でも・・貴方は・・。」

「大丈夫！儀式の日には戻ってくるから！」

「あんまり無理しないのよ。」

「お前は王女になるんだからな。」

「はい！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜一週間後〜

手紙がベリーには届いていた。

｛あて先：ベリー様　　　名前：ラズ

　明日は儀式の日よ。

　辛いかもしれないけど・・・

　ちゃんと帰ってきてね。｝

分かってる・・。

分かってるけど・・。

「ベリーさん、お見舞いですよ！」

「ありがとう!」

「帰ってきたときはビックリしたぜ。

　全身血だらけでただいまって笑って言ってるんだからな。」

「そんな怪我が1週間で治るなんて・・

　すごいわね。」

まーね、私は儀式のため　早く治る薬をつけた。

「みんな・・あのさ・・。」

言わなきゃ！

私は引っ越すんだよ。って・・。

一同「ん？」

「私は・・・

　そのぉ・・

　ひ・・。」

「ひ？」

「ひ・・日の入りと同時に・・

　ひ・・ひ・・。」

「？？？？」

「なんでもない！

　ごめんね^^；」

あ〜あ・・引越しなんていえるはずないじゃん。

このまま明日なんか来なければいいのに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜次の日〜

「ついに今日・・嫌な日・・。」

私は成人式&王女儀式に出なければならない。

しかも今日は私の誕生日だ。

12歳になると・・成人なのだ。

「まだ時間あるし・・みんなに手紙かこう。」

｛宛先：みんな　　名前：ベリー

　ごめんね、私　引越しするの。

　もう2度と会えないかも知れないけど・・。

　いつまでも私はみんなのこと覚えてるよ。

　さよなら。　永遠の友達。｝

「これ届けて下さい。
　
　速達で。」

「はい！！」

さ・・9時になったらお迎えが来る・・。

それまで何しよう・・。

「そーだ・・。

　住人にお別れの挨拶しないと・・。」


「さようなら　キャラメル　リッキー　キャビア　シュバルツ　チーフ　マール。」

「え！？いきなり・・。」

「ごめんなさい・・。」

こっちが泣きたいのに!!

引越しなんて・・したくたいよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜9時〜

「ベリー様・・・お迎えです。」

「分かりました。」

乗り込む。

ピュゥゥゥ・・((風が吹く

皆「お〜〜い！！」

「あれ！？みんな！？」

「引っ越すってどうゆうことだよ！」

「ごめん・・・










　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王女になるの---------------------------。」

「は！？」

「私は姫だから・・プリンセス。」

「でも・・2度と会えないって！！」

「それは魔界の王女だから。

　この世界の裏よ。」

「魔界・・？」

「王女様　出発します。」

「はい。」

「ちょっとまっｔ「さよなら。」

馬車が走り出した。

「みんなーー！忘れないでね！

　絶対に--------------------------。」

「「「「忘れない、忘れないよ！

　　　　バイバイ！永遠の友達！」」」」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 END
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完結！！