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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: めだかボックスvs異様のBlack Box ( No.24 )
- 日時: 2011/01/12 21:50
- 名前: 黄泉 楔 ◆eHB/RmfwYc (ID: xiz6dVQF)
- 参照: 咎人の憂鬱……シリアスの方でタイトルとして使いたい件
「貴様の思うがまま……だと? そんな都合のいいことがあってたまるか、貴様一体何を……」
「そんなこと言わないでよ。 君の仲の良いお友達の安心院ちゃんだって似たようなものじゃないか、ボクだけが異様な能力を持っているわけじゃない。 ……でも、そうだな。 名前を付けてみるのも楽しそうだね。 じゃあボクの能力は、“咎人の憂鬱”【パーフェクト・プライス】っていうのはどうかな? かっこいいだろう?」
楽しそうに球磨川禊にも似た笑顔を浮かべ、異土はめだかへと迫る。 恐らく、完成【ジ・エンド】と同じような能力なのだろう。 そんなことを思ったその直後だった。
「ん……でも、そうだね。 急に委員長の座を頂戴って言って命令で奪い取るのは良くないな。 ボクの良心が止めろって言ってる。 じゃあ、今度の生徒会長選挙でボクが正々堂々正攻法で当選しよう。 じゃあ、散らかった部屋を片付けたらボクはお暇するよ」
頭を掻きながら手を散らかった所へ向けると一瞬、瞬きをする間に元に戻って見せた。 そして、異土の口からは、
「大嘘憑き【オールフィクション】……ボクはどちらかと言うとマイナスに近いのかな? ……なんてね。 じゃーねー、めだかちゃん。 来年の生徒会選挙でまた会おうよ」
それだけを言い残し、異土は風紀委員の分室を後にした。
何故だろう、球磨川とは違い、清清しく気持ちを悪くさせるコイツは……。
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