二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.25 )
日時: 2011/01/13 16:53
名前: 黄泉 楔 ◆eHB/RmfwYc (ID: xiz6dVQF)
参照: 咎人の憂鬱……シリアスの方でタイトルとして使いたい件

「さて、めだかちゃん。 如何するつもりだ? 相手は異常どころか過負荷をも扱うんだろ? じゃあこっちには勝算がねえじゃねえかよ。 完成【ジ・エンド】で取り込めねえのか?」

事の顛末を生徒会役員に告げると、早速善吉が発言する。 確かに、彼の言う事は最もだが、

「よく考えろ善吉。 相手の能力を得るに当たって私の完成【ジ・エンド】では完成していない事が条件となる。 だが、異土鏡一年生の得体の知れぬ力は既に完成していると言ってもいい。 何が咎人の憂鬱【パーフェクト・プライス】だ、全てを否定して捻じ曲げているではないか! 自分の思うがままなど有ってはならない、事なんだ!」

珍しく怒鳴るめだかちゃんに対し、善吉も、

「カッ! そこまで反対意見を言われちゃ打つ手はねえよ、まぐろさんにでも相談してみればどうだめだかちゃん。 アノ人なら異土とか言う奴の得体の知れない力を解明してくれるだろ。 ……多分」

今の台詞の最後の多分と言う部分はこの上なく力ないものだった。 なぜなら、相手の力が異常か過負荷のどちらかに属していないとなれば解析でも解析できるかどうか怪しいからだ。 もちろん、解析してくれると願いたいが、相手の小体がわからない限り闇の中を手探りで進むことになるだろう。