二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 少女達の苦難な日常(BASARA) ( No.3 )
日時: 2011/01/06 17:56
名前: てと (ID: slitpE5G)

+1話「少女の噺」+ 周視点


ちょっと待って、状況がつかめないんだけど

あ、私—…死 に ま し た か ?

まァ良いや…あ! どうせならBASARAに転生させろ!

織田か浅井に! 大好きだ! え? 織田信長と浅井長政じゃないよ

濃姫様とお市様だよォォォ! 綺麗過ぎる!

っと、まァお話はここまでにしてこれからどうしよう

あの光っている場所へ行けば天国? わーいわーい

じゃあちょっくら行って来るかー、ばいちゃー…って何これェェェ!

何でスカイダイビング☆してんの!?

え、ちょ、うわァァァァ!


++++

はい、どうも
あれから10年経ったよー
なんとですな、念願通りに浅井とお市の娘になれたんだぜ☆
ピチピチな子供って良いね、つるぺた白肌だわー…
や、ね? 精神はもうピー歳なワケで…
ふはははは! ザマァみろ翡翠!

「何によによしてんだよ、蘭丸様が折角遊んでやってんのに」
「何でもないよっ、遊ぼう?」

今はまァ、なんというか遊んでます
ほのぼのっとした雰囲気なのに遊びが戦とかオカシイよね!
まあ、怖いことにもう人殺しには慣れちゃったわけで…
武器は刀、属性は珍しいことに闇と氷の二つなんだよー
あ、母上みたいに黒い手も出せるんだけど、疲れるし…怖いからヤダ

「らんまるくーんっ、終わったぁー?」

ふっふーん、舌足らずが可愛いんだぜ、知ってたか?
取り敢えず可愛い子ぶればいいんだよ
お陰で織田やら浅井やら豊臣やらには好印象なのだキャッハァー

それは置いておくとして、血塗れで気持ち悪いんですけど?

「うわっ、周お前血塗れじゃんか…」

引かれた!?
このキューティーで天使のように優しくて(省略)な私が!?

「帰るぞ!」
「あ、う、うん!」

蘭丸君に差し出された手を握りながら一緒に帰ったけど…
手をつなぐと、とっても温かかったんだ。


少女の噺
 (平和そうで)(平和じゃない噺)