二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man ( No.3 )
日時: 2011/01/10 15:08
名前: 蒼蝶 (ID: yjIzJtVK)

  +1話+


黒の教団へと続く崖の前に立っている少年が1人。
少年は目を細めた。

「誰アレ」

疑問を感じながらも近付いて肩をポンポンと叩いてみる。
ゆっくりと振り返ったその白髪の少年。

「この崖、登ろうとしてるの?」
「あ、ハイ…」

敬語で話すその少年に、彼はにっこりとほほ笑んだ。
まじまじと少年を見れば、「一緒に登ってほしいなー」という顔をしている。

「……」

苦笑して、再び微笑む。

「一緒に登るよ?
 登ってほしいんだよね」
「…はい。
 ありがとうございます」

こうして2人は崖を登り始めた。

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 黒の教団内


「アレ?
 これって…ルイゼ君じゃないか?」
「あ、ホントだ。
 帰って来たんだ」
「にしても…この子誰?」

疑問が沸いている教団内だった。


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「っそういえば!
 なま、えは?」
「アァレンッ・ウ、ウォーカーッですっ!」
「そ、っか
 お、れは…ル、イゼ・フォ、フォーリーッ!!」

苦しい崖ながらも話す2人。

(いつ登っても慣れない崖だなぁ…)

「ル、イゼさんはっ…教団のっ、人なんですか…っ」
「まぁ、ねっ!!」

勢いをつけて崖の上に飛び乗る。
そして少年、アレンをひっぱりあげた。

「っ…やっと着いた…」
「そうだね…
 さてと、行こうか。クロス元帥の弟子さん」
「…え?何でわかったんですか?」

ルイゼはにっこりとほほ笑んだ。

「それ
 ティムキャンピー、でね」
「あぁ、なるほど…」

アレンは笑う。ルイゼも微笑むと、ゆっくりと教団の門に近づいた。


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 黒の教団内

「あの崖登りきったよ」
「ルイゼさんもしんどそうだな」

白衣を着た科学班達の人が話していた。
モニターに映し出されたアレンとルイゼをじーっと見ながら、少々首をかしげる少女も。

「すいませーん」

モニターに映ったアレンが声を上げる。
みんなモニターを見た。

「クロス・マリアン元帥の紹介で来た、アレン・ウォーカーです
 教団の幹部の方にお目にかかりたいのですがー…」
「ルイゼ・フォーリーです
 黒の教団のエクソシストですー
 忘れたとか言ったら殴りそうなのでそれだけは言わないでねー」

ルイゼとアレンの言葉を聞いて、その場の皆がカップを持って現れたコムイを見た。

「ルイゼ君はともかく…
 紹介って言ってますけど、室長、何か聞いてます?」

ズズズズーとコムイはコーヒーを飲む。
そして、

「知らない」

そう言った。




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…次回


「なんで俺まで巻き込まれんだ馬鹿ヤローーッッ!!!(怒」

ルイゼの叫び。
神田登場。








  +そあらさん+


こんにちは、そあらさん。
コメント感謝です♪

プロローグの内容は…結構単純です。
さーて、それはどうでしょう?
そあらさんの小説も見たいですー★
できればDグレがいいです〜

お手本になりますので〜^^
楽しみにしてます♪

ありがとうございます!
頑張ります^^