二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース 天まで… ( No.40 )
- 日時: 2011/05/01 09:57
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第4話 どこかで聞いた事のある台詞〜
「お主ら!私に数々の無礼を働きおって!!」
怒りがヒートアップしている。
ティルアは、黙らせる為に、
音速の速さで走り、首元に大鎌を押し当てた。
「ヒッ……!?」
「なんだ。つまんないの。」
ティルアは、鎌を首から離し、宙を舞った。
豚の後ろについたティルアは、スッ、と片足を振った。
そこには、素足に刀が何本か挟まっていた。
「ぎゃああっ!!」
「何よ。カスリ傷でしょう?」
豚が転んだ方は、ルフィが居る所だった。
「ゴムゴムの…オノ!!」
砂埃が舞い、また叫び声が聞こえた。
そして、異変に気づく。
叫び声は、笑い声だった。
「フフ…フホホ!フホホホホホ!!」
R指定並みの奇妙な笑い声を上げると、豚の体は、陽炎に映った道路のように、歪んだ。
そして、その体は膨れ上がり、輝き始めた。
「フホホホ!!こんなゴミ虫に奥の手を使うとはのう…!フホホホ!!」
まるでーーー神。
「我は神!!神なり!!」
「何だァ?エネルのパクリか?」
あ、確かにエネルのパクリじゃん。
我は神なりとか言ってるし。
「ぬぅ!?誰じゃそいつは!?」
「ああ、エネルって言ってな、空島に居たやつで、ゴロゴロしてたんだよなー!な!」
「いや、私にふられても…」
でも、生憎神様はロギア系ではない。パラミシア。
超人止まりかよ。
「竜姫・烈熱」
すると、蜜柑が現れ炎を噴いた。
無様にも燃える神様。
七福神様達が怒るよ?
「おのれ…! 大地の息吹!!」
「ゴムゴムの…鎌!!」
“豚”はティルアに集中していたせいか、横から来た攻撃には、思いがけず吹っ飛ぶ。
ウィングアロ-
「よそ見は禁物よ。風の弓 」
放った一つの弓矢は、空中で光を帯び、やがて、その光が翼と化した。
醜い腹を突き抜けると、とうとう反撃に出た。
「ひざまずけ!お前ら!=反転=!」
すると、海は海岸に、海岸は海に…
太陽は月に、月は太陽になった。
「う……海!?」
=…溺れる……=
足が滑ったルフィの手を引き、ティルアは飛んだ。
「フホホ…!海が苦手では何も出来ぬか!」
また奇妙な声を上げた。
ティルアは、ルフィに耳打ちする。
「ルフィ。」
「あ?」
「私、ちょっと無理するね。」
ルフィを元に海があった場所に投げた。
ティルアは空中に居たまま、親指を噛み、そこから出た血で、手の平にある竜の、
その2つの目に血を垂らす。
「我は竜石を追い求める者…
汝の力、我に授けよ…」
技の所に書いてあった。
制御について…番外編
自身の血を垂らすと、覚醒できる、と。
「=私は、これに賭けよう=」