二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ【完璧なんて知らない】オリキャラ募集中 ( No.131 )
日時: 2011/01/26 21:04
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/list/hinaxa/

*漣と聖太*ユネSIDE





「俺と漣と聖太の三角関係ーイェーイ」

超棒読みで無表情。

言ったのは俺。

3人共ドン引きしてるし。

「ぁ・・・ユネ??頭・・・大丈夫??」

「倒れたせいで死んだか??」

「・・・軽くひくからやめておけ」

うっわ!!

爆発発言!?

超むかつく!!

「なっ!!なんだよ!!せっかくテンション上げようと思ったのに・・・」

「棒読みが??」

・・・。

ミストレ。

あんた、何!?

「まぁいいや。とにかく一言でまとめると漣と聖太は俺の事が好きなんだよ」

「それ、自分で言うか??」

あ、ミストレさん!!

NISE勘違い!!

「そーゆー意味じゃないしっ!!あいつ等2人が自分で言ったんだよ!!」

「なんって言ったんだ??」

珍しくバダップが食い付いてる。

可愛いな・・・。

「ユネの事、好きだぜ☆・・・って」

「うわぁ・・・それって・・・」

なんだよ、エスカバ・・・。

「キモッ」

—カチン—

俺が固まった・・・。

キモッて・・・初めて言われた!!

「キモッてお前!!なんだよ!!?」

「だってそれって・・・なぁ??」

なぁ??

って何!?

「・・・でも、漣と聖太・・・」

「ん??」

俺の指先は空に突き刺されている。

そう、漣と聖太は・・・

「ぇ・・・」

「天国に居る」

「「「!!!」」」

だから会うのなんて、無理なんだよ。

「2人・・・俺をかばったせいで天国行きだぜ??俺って罪な奴なんだよな・・・」

「かばったって・・・何から??」

「事故から」

交通事故。

「3人でサッカーしてる時に、ボールが道路に転がって・・・それを拾おうとした俺にトラックが突っ込みそうになった。それを漣と聖太が・・・」

「・・・そ・・・っ・・・か・・・」

言葉が詰まってるミストレ。

まぁ、何も言えねぇよな。

事故死なんてさ・・・。

「・・・っ・・・」

気づくと俺は、泣いていた。

布団のシーツをくしゃくしゃに掴んで、下を向いて静かに泣いていた。

「俺ってさ・・・大切な者から避けられてる・・・のかな」

「!!」

「・・・って・・・俺何言ってんだろ!!ごめんな・・・なんか!!今の無し!!気にした奴負けだからな!!」

とか、意味わかんねぇ事言っちまった俺。

誤魔化すの下手だしなぁ・・・。

「・・・ユネ・・・」

バダップが言った。

「俺達が居る!!心配するなっ」

バダップ・・・??

どうしたんだ!?

まさかのまさか・・・

「お前・・・俺の心配して・・・!?」

「心配するに決まってる!!あんな男混ざりのお前が泣くなんて持っての他!!」

「俺、ユネの味方だって言ったろ!!」

「・・・☆」

あはは・・・

ありがとな・・・

3人共。

生まれて初めてだよ。

こんな事言ってくれた奴。

漣と聖太にだって言ってもらった事無いぜ??

由夏と優もな・・・。

「・・・3人共・・・」

今なら・・・心から言える!!

「ありがとなっ!!!!!」

俺は3人の方を見て二カッと笑った。

スカッとしたし、気分が晴れた。

そして3人共笑っていた。

それが・・・どんなことよりも嬉しく思えた。

漣と聖太が居たら、もっと楽しかっただろうなぁ。









*続く*

誕生日にオーガ買おうっと♪