二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ【誘拐じゃんっ】 ( No.4 )
日時: 2011/01/10 20:27
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/ee/

*いつもと変わらない*由子SIDE



「由夏、パス」

いつもと変わらない空、いつもと変わらない時間、いつもと変わらない日常。

これは、当たり前じゃない?

今、兄弟達とサッカーしてる。

いつもと変わらない日常に当てはまる。

「由子姉!さすが!上手っ」

小学生に褒められてもなぁ・・・。

まぁ、一応礼を言う。

「ありがとう」

これ、当たり前。

「スカウトされただけのことはあるなぁ!」

そう。私は全国女子サッカーの選抜に選ばれた。

けど、この2人の世話もあったから、許可しなかった。

「いくぞ由子〜!ドラゴンクラッシュ!」

優は、雷門中サッカー部に居る染岡竜吾こと、染岡の大ファン。

ドラゴンクラッシュとか言ってるけど、ただの技無しシュート。

本物をみせたいけど・・・。

あわせてやりたいけど、なんとなく嫌だ。

私自信が、学校に通っていないから。

登校拒否ってやつ?

親が行かせてくれないってやつ?

まぁ、どっちでもいいや。

「ファイアトルネードッ・・・あぁぁ・・・」

由夏は由夏で、豪炎寺修也の大ファン。

まぁ、子供の夢を奪うような事はしたくない。

やらせとこう。

「上達してきてるぞ、2人とも。もう一息!」

河川敷に3人しか居なかったから、声がよく届く。

「そう?ありがとっ♪あ、由子の技、久しぶりにみたいなー♪」

私の・・・必殺技・・・。

「私の?うーん・・・そんなに見たい?」

「「ぅん!」」

声をはもらせて言う2人。

この2人だけは救いたい。

悲しませたり泣かせたりしたくない・・・。

あんまり技を使いたくはないけど・・・まぁいいや。

久しぶりに、やるか!

「あぁ。いいよ。見せてやる!」

「「やったぁ!」」

ぁー・・・でも。

どうしよう。

とか思いながらもゴールネットの前に立ってサッカーボールを見つめる私。

この技、精神集中させないと、怪我するから。

「いくよ・・・」

空気が紫の闇色に変わっていく。

「フリーズ・デス・レイ!」

私の必殺技。

この技で何度ゴールネットを破ったことか。

—シュゥゥゥゥゥゥ・・・—

「あ〜ぁ・・・またネット破けた・・・」

これで何度目だろうか。

別に、破こうとも思わないのにな。

「まぁいいや。結べばいいし」

と言いつつもそのまま放置する私。

「え、これ、なおさないの?」

「あぁ。別にあとででも問題ねえし。ほら、暗くなってきたから帰るよ」

「「はぁ〜い」」

ネット・・・どうしよう。←




*続く*

ぐだぐだぁ!まだ王牙でてきてねえしw