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＊何もかもがやばすぎる!!＊ユネSIDE




「一歩も動きません!!」

「なんだいきなりっ!!」

一歩も動きたくない!!

動いたら何か破壊するかもだし。

「なぁ!!お願いだから気楽にしてくれっな??」

「う・・・うんぁぁぁぁぁっァ!!」

「だからなんだってぇの!!」

やっぱ落ちつかねぇ!!

落ち着かないまま、無駄に広いトコで飯食わされて無駄に広いトコで風呂に入れられて無駄に広いトコで寝かされて!!

災難だぜエスカバ・・・。

しかも、今日から学校だろ??

はぁぁぁぁぁぁぁ。

気が向かない。

「行って来る」

「お気をつけて」

す・・・すげえ。

さすがだ・・・。

しばらく歩いていると、キャーキャーと声をあげる女子達の声がきこえた。

「ミストレさまぁ!!一緒に行きましょう♪」

「ミストレさまっ!!今日は私と行きましょう!!」

「いえ!!アタシと♪」

な・・・なんだぁ!?

「ミストレ・・・なんだあれ・・・」

「あぁあいつ、女子から人気らしいぜ。まぁ俺は興味ねえけど」

「は・・・はぁ。マジですか」

ちやほやされてますね、ミストレさん。

「みんなで行こうか♪」

うっわぁ・・・なんか見てて殴りたくなってくる光景だァ。

「あ!!ユネーエスカバァァァァァァ!!」

「スルーしろ。」

「お・・・おぅ」

エスカバ・・・怖いぞなんか!!

「ミストレさまぁぁエスカバ君の隣で歩いている方、誰ですかぁ??」

「あぁ、かん・・・じゃなかった。彼はユネ!!ユネ・スクアーロ。今日から王牙学園に通うらしいよ^^ユネェェェェェェ!!」

うるさいうるさいうるさぁぁぁぁぁぁいっ!!

—クルッ—

後ろを向いた。

すると女子達の目線が一気に俺に向いた。

「「き・・・きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!///」」

え・・・??

「なっ・・・なんですのこの美少年///」

「かっこいいですわっ!!」

な・・・なんだぁ!?

「一緒に行きましょう♪」

え・・・ちょっと!!

「な・・・!!ちょっと!!」

ミストレとエスカバはいいのかよっ!?

「・・・ユネのバカァァァァァ!!」

「ドンマイ、ミストレ」

ミストレがもろ泣きしてるし・・・。

なんか悪いな、ミストレ・・・。




＊続く＊

ぐだぐだ！
ほんとはもっとシリアスですから！
今話はちょっとふざけ入りましたｗ
どうか暖かい目で見守ってください。