二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 少年陰陽師*双月恋妖絵巻* ( No.84 )
日時: 2011/04/26 19:55
名前: 勾菜 (ID: Hv9tLdWu)

〜麗菜〜

さて、この状況をどうしようか。
晴明に呼ばれてきたのだが、青龍がいて話していられない。
緤菜も取り込み中。

そんな中、ゴホンと咳払いをする音が響いた。
みんなの視線が一斉に晴明に集まる。

「まあまあ、落ち着け落ちつけ。紅蓮も宵藍も珍しいのぉ。
 二人揃って一緒の場所に来るとはのぉ。」

と、まず一言。

「「「「……」」」」

部屋に沈黙がのしかかる。

「ところで…麗菜殿」

そう言って沈黙を破ったのは晴明だった。

「はい、何でしょうか。」

そう答えた私の顔をじっと晴明は見つめてきた。

「あの?」
だんだんと晴明の視線に耐え切れなくなってもう一度聞き返す。

「ああ、すいません。先ほど、青龍のこと何と呼ばれていたでしょうか?」
「えと…宵藍と。」

そう言うと晴明の瞳がキラリと光った。
そうかそうかと頷いている。
私が訳が分らなかったが、青龍はなんだか不機嫌そうだった。


*翡翠*
整理してくれてありがとう!
助かったよ。