PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 少年陰陽師*双月恋妖絵巻* ( No.92 )
- 日時: 2011/05/08 06:13
- 名前: 翡翠 (ID: FTo14qYM)
〜紅蓮〜
緤菜達と別れた後、俺は外に出て夜風に当たっていた。
姿は本性のままだ。
「この姿でいると、やはり神気の抑制が難しいな……」
口でそんな事を言いつつ、考えているのはこの道反での数々の出来事だった。短い期間で色々な事があったと思う。
「ふっ…まさか、また此処に来ることになるとはな」
自嘲気味に笑い空を見上げる。
数々の星と月が輝いていた。
そんな風に時間は過ぎていくんだと、そう思っていた。
思っていた、が、それは同胞の神気により崩れ去った。
「この、神気は!?」
同胞である神将の神気をを感知した俺は部屋に居るであろう緤菜達の所へと向かった。
そう、動き出していた。
——新たな脅威がこの道反で。
此処で起こるであろう出来事は、きっと誰も忘れることのないそんな出来事になるであろう。
彼女達は何を求めて何を犠牲にするのだろうか?
神将達はそんな彼女達を守れるのか?
* * *
勾菜へ
なんか、最後らへん、ごめんね><
PR