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＊ペテン師が笑う頃にで小説書いてみた＊（２．３に分けようと思います


愛されていたのは

“君”じゃなくて“僕自身”さ

声の聞こえる方へ

ひざまずき空を拝む。

空は紅が錆びた色をしていた。

死にたがりのピエロは

化粧もせずに、マヌケ面を晒していた。

夜更かしも程々にして、

朝が来るから逃げなくちゃ！

……何処へ？



騙され上手は、床上手…。

他人の不幸は蜜の味がする。

みだらな貴婦人は、丸裸に。


渡る世間は、バカばかりだ！



ペテン師が笑う頃に

安い不幸を自慢して
お涙ちょーだい？

ペテン師が笑う頃に

わめくキチガイな善人。
ピュアな人害だ。



「都会に咲く花のように」

……なんて気付かなければ　

無意味な存在だ。

僕は明後日の今頃には

その君の、ミニクイ身体を　

忘れてしまいたいんだ。




ブラウン管越しのシタイに
興味なんか無いの。　
リアルじゃないでしょ？

それがもし、そんなに怖いのであれば
念仏でも唱えていなさい？

“南無阿弥陀仏”って。



幸せを運ぶ青い鳥。羽が捥げてしまえば、ただの「ゴミ」。

騙されるアホに、そのアホを騙すアホ。

同じアホなら笑いましょ？


ペテン師が笑う頃に、
薄っぺらいプライドを、語ってちょーだい？

ペテン師が笑う頃に
がなっている、「自称」教祖様。　酷い醜態ね。

ありきたりなラブソングなんか、退屈過ぎて
聴く必要も無いわ。

愛のカタチを捜すよりも、先にするべきこと。
何なのか知ってるでしょ？？



夢から醒めた羊たちは、
眠ることもできずに。
何時までも、廻る。廻る。

何時まで？　何処まで？
迷子なら、さぁおいで？

もっと愛せ！！　強くしゃぶれ！！！

———————骨の髄まで……



ペテン師が笑う頃に、
安い不幸の自慢で、お涙ちょーだい？？

ペテン師が笑う頃に、
わめく、キチガイな善人。　
ピュアな人害。

「都会に咲く花のように」、なんて五分もすれば、忘れてしまう存在。
明後日の今頃には、そのミニクイ身体を
忘れてしまいたいの……



敬意ある君に、
この言葉贈ってあげるわ。


「シネ」

＊ペテン師が笑う頃に、〜fin〜＊