二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!!—二人の転入生— ( No.15 )
日時: 2011/01/30 09:59
名前: ダレン ◆DFe5UsycxQ (ID: yL5wamFf)

不良を撃退させたあと、女性は4人の方へと向かってきた。
そして、「大丈夫ですか?どこかケガされてませんか?」と問いかけてきた。

「いや、俺らは大丈夫だけど・・・アンタは・・・?」
留依が女性に問うと、女性はハッとして
「あっ、まだ紹介してませんね。私は古賀 祐希。よろしくお願いします。」
「祐希さんか。俺は「如月 留依さん・・・ですね?」
「えっ・・・なんで?」留依が驚いていると、祐希と名乗った女性は
「静雄が言ってましたから。『留依のヤツに負けた』って。」
と、笑いながら話した。
「?・・・あぁ、そんなこともあったっけ」
「そしてそちらの方は壬堂 翔さん・・・ですか?」
「そうだけど、なんで俺のこと・・・?」
「そこは企業秘密です。」「・・・あっ、そう」

祐希は二人と話し終えると、双子のほうを向いた。
「でも、君たちのことは知りません。教えてくれますか?」
「私は葉月 柚烏です。こっちは・・・」
「・・・葉月 柚兎汰です・・・よろしくお願いします・・・」
そんな双子を見て祐希はクスッと笑った。
「柚烏ちゃんと柚兎汰君。分かりました。よろしくお願いしますね」



「・・・ょっと待てや、コラァ・・・」
そんな声が聞こえた。
振り返ると祐希に蹴られた不良が1人立ち上がろうとしていた。
「!・・・まだ意識があったんですか・・・」
「・・・っあったりまえだ。ダラーズのメンバーが・・・こんなもんで倒れるかよ・・・!」
「しつこい男は嫌いです。もう、目覚めないでください」
「えっ・・・」


祐希が不良を始末しているとき、双子は同じことを考えていた。

———『ダラーズ』・・・なんかのサークル?でも一つだけはっきりしていることがある———







———『ダラーズ』は、私たちを危険に晒した、危険な存在だ———







———必ず、壊してやる・・・!!絶対に・・・!!!———





その光景を離れたところで見ている男がただ1人———