二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!!—二人の転入生— ( No.69 )
日時: 2011/03/05 11:12
名前: ダレン ◆DFe5UsycxQ (ID: yL5wamFf)

「一通り案内したから、露西亜寿司に食べに行こう!!」
「・・・お前、本当に立ち直り早いよな・・・」

悠樹と話してから約2時間後・・・4人は露西亜寿司の前に来ていた。
「あんなヤツ、構ってるからイラつくんだ!無視してたほうがいい!」
「・・・あっ、そう。ごめんね二人とも、退屈だったでしょ?」
いきなり話を振られた双子は、アタフタとし始めた。
「「えっ・・・えぇぇええぇえぇっ!?」」
「え・・・俺、なんかした?」
「いきなり話しかけたからだろ、バカ」
「お前知らないの?バカって言うほうがバカなんだぞ」
「お前・・・小学生か」
そんな会話をしている4人。その時・・・——————





♪あのね、もっといっぱい舞ってちょーだい カリンカ?マリンカ?ほおをつねって〜♪





音楽が流れた。携帯の着信音だろう、無視しようとしたが—————


「マトリョシカ・・・?」
柚兎汰が反応してしまった。
「姉さん、これマトリョシカだよね・・・?」
「あー・・・そうだね・・・」
呆れた顔の柚烏と、嬉しそうな顔の柚兎汰。
二人はこの曲が好きなのかと留依が辺りを見渡すと、物凄く見覚えのあるジャケットが目に入った。

———!?・・・アレ・・・臨也さんっ!?———

———クセ毛、直った!?———


突っ込むところが違う気がするが、その人物は女性だと気づき安堵する留依。
その女性は、携帯で話していた。着信音の発信源はどうやら彼女らしい。
「うん・・・分かった。・・・えーなんで?・・・イチャイチャできない?知らないよ、そんなの。問答無用でそっち行くから、セルティによろしくね♪じゃあ」
一方的に電話を切ったらしいその人は、露西亜寿司に入っていった。

「・・・俺らも・・・行く?」
翔が他の3人に聞くが、留依はなにか考えているし、双子はなにか話し合っている。
完全に外された翔は、誰にも聞こえないように呟いた。



「もう俺・・・帰っていい?」