二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュラララ!!—二人の転入生— ( No.93 )
- 日時: 2011/03/30 14:26
- 名前: ダレン ◆DFe5UsycxQ (ID: yL5wamFf)
「・・・あなた、何やろうとしてるの?」
留依が居なくなった事務所内。
波江は臨也に問いかけた。
「ん〜?チャットやろうとしてるよー?」
「・・・あなたに聞いた私がバカだったわ」
本気なのか冗談なのか分からない臨也の言葉に波江はため息をついた。
そんな波江をよそに、臨也はチャットを始めていた。
☆チャットルーム☆
———甘楽さんが入室されました———
《はいはーい、みなさんわんばんこっ!!》
【こんばんわー】
【甘楽さん・・・そのあいさつもうやめましょう・・・】
{こんばんは、かんらさん}
《あっ、罪歌さんもいたんですね!わんばんこっ!!》
【だからもう、やめてください・・・】
《そうだ皆さん!このウワサ知ってます?》
【知りません】
《まだ言ってませんよっ!?》
{なんですか}
《えっとですね・・・『ダラーズ』って知ってますか?》
【それなりには】
{すいません、わかりません}
《大丈夫ですよ、罪歌さん。そこらへんにいるチンピラと考えてください》
《最近、『ダラーズ狩り』っていうのが流行ってるらしいですよー》
【なんか物騒ですねー】
———JACKさんが入室されました———
〔はじめましてー〕
《JACKさん、はじめましてー》
【はじめましてー】
〔楽しそうだったんで来ちゃいましたww〕
内緒モード《・・・おかしいな》
内緒モード【どうしたんですか?】
内緒モード《ここ、誘われないと来れないはずなんだけど・・・》
{はじめまして、じゃっくさん}
〔はじめましてー〕
〔そういえば、さっきの『ダラーズ狩り』・・・〕
〔今日行われるらしいですよ〕
《えっ、そうなんですか!?》
【・・・すいません、用事ができたので落ちます】
《いってらっしゃーい、太郎さん!!》
〔いってらー^^ノシ〕
{いってらっしゃい}
【はーいでわでわ^^】
———太郎さんが退室されました———
〔すいません、僕も少し落ちますー〕
《そうですかー、いってらーです》
〔でわー〕
———JACKさんが退室されました———
{いってらっしゃい}
{間に合いませんでした}
{すいません}
《大丈夫ですよ、罪歌さん》
{すいません}
《なんであやまるのwww》
《じゃあ、雑談でもしてますか☆》
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「・・・ねぇ、波江さん。少し・・・昔話でもしようか」
突然臨也が言葉を発した。
「・・・何よ、いきなり」
「昔ね、日本のどこかにある村が・・・」
「・・・・・・」
「人の話、聞きなさいよ・・・」
そんな波江を無視して、臨也は話を続けた。
昔—————日本のどこかにある村があった。
そこには、ある言い伝えがあった・・・—————。