二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ダイヤモンドの剣士とサッカー【イナズマイレブンとちょいカビ】 ( No.55 )
- 日時: 2011/02/28 18:30
- 名前: ★アディア☆ ◆C/wEErKi9w (ID: u6knrXHP)
10話「決戦の時」
私はダイヤモンドを取り返す為に、練習を重ねた。
勿論、鉄塔での練習もした。
そして、新月の夜、四回目の戦い。いや、正確に言うと、奪われた時を含め、五回目か。
『ダイヤモンド、元気だよね?奪われても貴方はやられたりなんかしないはず。…私は最初と比べれば本当に強くなった。心も成長した。まだまだ無限に上はあるけれど。そして、今から貴方を助け出す。夢の中に入って。無事で居ることを願う………。』
そして…私は深い眠りについたのだ………
ここは夢、とある悪夢の中……
でも…何故悪夢は私を試した??何故奪って逃げなかった??疑問が沢山浮かんでくる。
そして…遂に、決戦(こ)の時が 来た……。
「来たな…待っていた。お前がどれだけ強くなったのか…我より強くなったのか…見せてみるが良い……」
_ゆら…っ……
一瞬、夢の世界が歪んだ。ピントが合うと、其処には……
「飛翔!」
「ふんっ。羅雨、…此れから一勝負といこうぜ……?」
「貴方…何故此処に?それに、一勝負って…どういう……。」
「だから…お前の其の、サッカーボールで、俺と…勝負を……。先に一点入れたほうが勝ちだ……!」
また空間が歪み、一面がサッカーコートになった。
そして、ピントが合う頃には偽の飛翔が、行き成り羅雨の足元にあるボールを奪いに来ていた。
「戦えと…?…来たな、突破…」
奪われた…だと……。だが、諦める訳にはいかない。奪われたら奪え!
「【プラズマフラワー】V2! …!」
…かわされた…っ!?
偽の飛翔がそのままボールを持ち込み、シュートを………させるか!
私は全速力で走った。
「今度こそ!【プラズマフラワー】V3!!」
よし、取ったぞ!
偽の飛翔が奪い返しに来る。
「【ミストカーテン】・改!」
そのままゴール…を!
「真・【スパイラルウィン】!!!」
よし、入った…!
と、思いきや…
「シュートブロック、【ダークフライ】…。」
蹴り返した……此方に来る!!
まぁ、この程度なら、トラップで……
…そういえば、技が、飛翔のじゃない……コピーじゃなければ、正体は、絶対にフィン…。
さて、このボールをどう動かすか、相手はすぐ其処……。
…ロングシュートで!
「【ストームスピア】!! G5…!!!」
このシュート、決まるか決まらないか……!
—続く—