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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 絶対可憐チルドレン ( No.7 )
- 日時: 2011/01/15 12:20
- 名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)
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「きゃぁぁぁぁッ!」
悲鳴,悲鳴,悲鳴。
「ッ!?」
聳え立つ高層ビルは,積み木のように崩され,美しい緑色の木々は,紅い炎に焼き消されていた。チルドレンと皆本は,その異常事態に足が竦む。真っ先に動いたのは皆本だった。天才的なその頭脳から,的確な指示が出される。
「葵,紫穂は怪我人の救助・救急隊員の補助! 薫は消火にあたれ!」
「了解!」
葵・紫穂が力強く返答。その横で小さく俯く薫。
「どうした,薫?」
「ッ! なんでもない!!」
「そうか? …よしッ! ザ・チルドレン…解禁ッ!」
皆本の声とともに,リミッターが外れた。
次の瞬間,少し残っていた…4人のすぐ横のビルに亀裂が走った。
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