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話がしたいから一緒に来て。と朝霧さんは言ったのでとりあえず付いて行く。

知らない人に付いて行っちゃいけないって教わったけど、この世界じゃこの三人を知ってる人、誰もいないから。
出会ってすぐのこの人を信じるしかない。




「(ねえ、美紀ちゃん)」


小声で優子が美紀に話しかける



「(何？優子ちゃん)」

「(この朝霧さんってさ、絶対に原作キャラじゃ無いよね？)」

「(そりゃそうだ、真選組って女人禁制だし。)」

「(だよね。でも、朝霧さんは真選組の服を着ている。そして私達の事を仲間と呼んだ。
それって…この人も、私達と同じ別の世界から来たんじゃないの？)」




…あ。



「(ああああああ！そうだ！きっとそうだ、何でその可能性を一番に考えなかった自分！)」
「(ちょ、美紀ちゃん静かに)」



そうこうしているうちに。







「あ、ほら、着いたよ。」


「ここは…」
「「真選組屯所だ…」」




とある門の前で立ち止まった朝霧さん
そして同じように立ち止まった三人
門を見上げてまず驚いた




「あ、真選組を知ってるって事は〝銀魂〟も知ってるのかな？」

「あ、はい、もちろん。ってことは朝霧…さんも、別の世界からここに？」



「そういうこと♪でも、後もう一人いるんだよね」

「え、もうひとり？」



「そう。今の時間なら屯所で土方を襲っｔ…いや、遊んでるんじゃない？」



今、襲ってるって言いかけませんでした？
土方好きな理帆がピキッと固まった時、屯所の中から音が聞こえた



ドォォォォォンと、爆発音。
パリンッ!ガシャ！と、何かが割れるような音。
そして、聞き覚えのあり過ぎる誰かさんの叫び声。