二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ 魔法使い物語【オリキャラ&武器&技募集中!】 ( No.360 )
- 日時: 2011/01/31 16:16
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: 5VHpYoUr)
平行世界の守護者たち
第4話 「【琥珀隊】と【紫水晶】の隊長」
「ジュリアちゃん!一体ずつね!」
「了解!」
そう言って走り出した。
私は奥にいた一体に斬りかかる。
だが傷はつかない。炎なんだし、当たり前だけれど面倒ね。
その間にジュリアちゃんは二本の刀を構え、もう一体の魔物に斬りかかる。
しかし、ジュリアちゃんの刀でも傷はつかない。
「くっ、面倒ね!」
ジュリアちゃんはそう言うと宙でくるりと一回転して見事に着地した。
「ジュリアちゃん!魔法陣!」
私がそう言うとジュリアちゃんは私の方を見てコクンと頷いた。
私はそれを見て走り出す。
わざと魔物に見えるように走る。
魔物は私を見てこっちに火を投げてくる。
火の魔物だからこんな攻撃をすることができる。
影も面倒だけれど火も面倒ね!
そう思いながら私は逃げる。
でも魔物は大きい。追いつかれる。
そんなの分かってる。でもまだ逃げないといけない。
だから……
「光歌!破光!」
そう言って剣を降る。
光の玉があたりに溢れる。その玉が魔物に当たる。
すると光が大きな音と共に爆発する。
これくらい時間を稼げば大丈夫。
「ジュリアちゃん!」
私がそう言うとジュリアちゃんは少し笑った。
「いくよ……」
私はジュリアちゃんがいるところに走る。
そうじゃないと危ないから。
私がジュリアちゃんのいるところまで行けばもうかたはつく。
そして私がそこについた。
今魔物がいるのは私たちよりも少し後ろ。
一番いいところで私の技をくらってくれたみたいね。
そう思っているとジュリアちゃんが呪文を唱え始めた。
「遥か太古から続く宇宙よ、今、最後の力を解き放て!」
さあ来るよ……
魔物はさっきの場所から動いていない。
これは一発で行けるわね。
「“最後の銀河”!!」
ジュリアちゃんがそう言った。
すると魔物の足元に大きな魔法陣が現れた。
そしてその魔法陣が光り、魔物が苦しみ始める。
次の瞬間魔物はそこから消えていた。
魔法陣が消えたと思った頃には魔物はいなかったのだ。
相変わらず凄い。
そう思いながら歩き出す。
魔物がいたところを見てみたがまた羽は無かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
魔法陣はこんな感じでいいものなのか……