二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 魔法使い物語【オリキャラ&武器&技募集中!】 ( No.492 )
日時: 2011/02/08 21:29
名前: 海穹 ◆EZarcElGGo (ID: 5VHpYoUr)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=n83OxPzjALw&feature=related

歌声と音色の魔法
氷歌視点です!

第2話 「氷歌と鬼道」

歌が終わると村の人々がありがとうと言ってきた。
「あなたたち歌魔法使いね!しかもキュラティフなんて!本当にありがとう!」
女性がそう言った。
「いえ、私たちは歌ってただけですよ。」
そう。歌ってただけ。
私たちは歌いたいから歌っていただけなの。





少ししてから私たちは集合場所に歩き出した。
私は鼻唄をしながら歩く。これだけでは何も起こらない。
一人で歌っても意味がないからね。
「気分がいいみたいだな。」
「ええ。楽しかった!」
本当に楽しかった。
ああやって歌うのが一番好きなの。
「「一番の宝物」は久しぶりに聞いた。」
「最近歌ってなかったからね。ああやって歌うときに一番の宝物を歌うのが好きなの。」
「そうか。ついたぞ。」
有人は淡々とそう言った。
有人が立ち止まったのは私たちの泊まる宿舎の前。
その宿舎から綺麗な声が聞こえてきた。秋ちゃんと冬花ちゃんの声。

「このまま一人 どこか遠くへ行ってしまいたい程
思ってたより簡単だった あなたを失うということ

明日が見えなくて 前に進めない時
あなたが私の右手ひっぱってくれなきゃ
笑って「早くこいよ」ってほら
いつものように

恋焦がれて見た夢は
あなたとの日々
寄りそえないのに側にいる
それが一番 辛かったの」


途中で歌が終わってしまった。声が急に聞こえなくなった。
そうか、リハーサルね。明日のために。
明日は【空の天使】でこの村の広場で歌うの。
選抜されたペアが歌を歌うの。コンサートみたいなもの。
私たちも練習しないとね。

「練習するか。」
「ええ。」
私たちはそう言って宿舎に入った。


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今回の歌は絢香の「恋焦がれて見た夢」です。
この曲は円堂たちがコンサートで歌う歌です!