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ようこそ。魔法の店【フォース】に
鬼道視点です！

第２話

「あなたにはあまり良くないものがついているわ。」
氷歌さんは淡々と言った。
「よく……ないもの？」
相素さんはどういうことと言う風に返した。
まあ何も見えない人には何を言っているのかなんてわからないだろうな。
「そう。それをとらないとあなたはもっと不幸になる。」
「どうしたらとれるんですか！？」
相素さんは来てから初めて大きな声を出した。
本当に困っているのが分かる。
「……そうね……ルイ。」
氷歌さんはそう言って目線を相素さんに向けたまま手をスッとルイの方に出した。
ルイは両手をすくうように前に出した。
するとそこに綺麗なブレスレットが出てきた。
ルイはそれを氷歌さんの手に乗せた。
「これを着けていなさい。あなたを守ってくれる。」
氷歌さんは相素さんにそのブレスレッドを渡した。
「これを？」
「ええ。いつもつけていなさい。肌身離さずね。」
「……分かりました。」
相素さんはそれを右腕につけ、礼を一度して店を出て行った。



「氷歌さん。あのブレスレッドは……」
俺は気になって氷歌さんに聞いた。
「彼女を取り巻いているものをはらう力のあるブレスレッド。」
「その取り巻いているものって……」
「誰かの思いよ。」
……思い？
「どういう……」
「彼女はね誰かの思いに縛られてる。誰かが彼女がいなくなればいいとか、不幸になればいいとか思ってるの。その思いが彼女を苦しめてる。」
思いに……そんな力が……
「でも、あれをつけていれば大丈夫よ。彼女はいい子だから言った通りにあのブレスレッドを着け続けるわ。」
氷歌さんは嬉しそうに笑った。

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意味不……
この話は終わりです！
次から応募していただいたオリキャラを出していきます！！