ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

(風丸目線に戻ります)
その後、噂で聞いたがサッカー部に練習試合が申し込まれたらしい。

学校名は、黒雷中というらしかった。
練習試合は一週間後に予定されてあった。


聞いたことがない学校だな〜と思った。

その日は、ちょうど部活もないし応援に行こうと思った。
何しろＦＦＩが終わって初めての試合だ。

どんな学校なんだと少し楽しみにしていた。


が、一週間後の練習試合を前にして大変な事件が起こってしまった。



なんと、栗松・半田・染岡が突然の事故によって怪我をしてしまったのだ。

しかも奇妙なことに３人とも全員階段から滑り落ちたのだという。

全治１週間。

１週間後の試合には、出てはいけないという医者からの宣告が下された。


皆、大切な選手が３人も試合に出られないとわかると相当なショックを受けた。
しかも、雷門のエースストライカーも１人抜けたのだ。


急遽、雷門に来てくれていた虎丸、吹雪、飛鷹が入ることとなった。


しかし・・・


それからも事故は続いた。

なんと次は鬼道が、怪我をしたのだ。



鬼道の場合は、少し違うパターンだった。

信号待ちしていたところをいきなり誰かに押されたというのだ。


幸い豪炎寺といたので軽傷で済んだのだが・・・一歩間違えれば大事故になることだった。

しかし、押されて無傷というわけにはいかなかった。

足を怪我して全治１週間。


見事な全治１週間ぞろいに感心してしまった。

幸いなことに豪炎寺は無傷で済んだらしい。



さすがの皆でもおかしいと思い始めたらしい。

たしかにおかしい。
何故、サッカー部にばかり・・・。

考えられることは１つ。
黒雷中が、何かを仕掛けているのかもしれない・・・ということだ。


円堂は気にするなと言っているらしいが・・・。

こんなとき、何もできない自分が皮肉に感じられた。






—・・・一方

ここは、雷門中の体育館裏。


「はい、はい。わかりました。今のメンバーで一週間後。わかりました。では、後で。」



ピッと効果音が鳴って待ち受けに戻る。

待ち受けは、雷門中サッカー部と俺が写った写真だ。


しかし、これも過去の写真。
今の俺には関係ないただのごみだ。


さぁ、一週間後が楽しみだ。

お前達がどんなサッカーを見せてくれるのか・・・楽しみだよ。


タイムリミットまで後３日。楽しみにしてるぜ？

雷門中サッカー部員。