二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】心と体のアンバランス2   ツバサクロとコラボ! ( No.377 )
日時: 2011/01/30 11:13
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: Wx.cjsE7)
参照: http://www.youtube.com/watch?v


        *目覚めた昴流*




サクラ「いや・・。待って・・・・」


羽は、サクラの中にゆっくりと入っていく。


サクラ「っ・・・小狼・・君・・・・」

そのまま、サクラは力が抜けたような状態。


小狼「羽は取り戻す。必ず」

小狼の青い目が氷のようだ。



小狼「この世界にもう羽はない。なら、この世界にもうとどまる必要もない。次の世界で羽を探す」











飛王が、大きな鏡に手をやった。


すると、空間がみるみる歪んでいく・・。












小狼の目の前に、空間の裂け目ができた。




風「な、なんだあれは・・」

カ「あの裂け目の先・・。別の世界だ・・」

風「別の、世界?」

カ「・・・そう」




サクラは座り込んだ。

小狼は、裂け目の方へ歩いていく。





ぱしっ・・と、血だらけの手をサクラがつかんだ。


小狼は、ただ見下ろしたようにサクラを見た。


サクラ「・・・っ・・行か・・ないで・・・・」


小狼は、サクラを睨み、その手を振り払った。



そして歩き出す・・。


サクラ「っ・・・・」

手を伸ばしても、決して届かない。




小狼が裂け目の先に行った後、すぐに裂け目は閉じてしまった。


サクラは気絶・・。





そのあと、蛹みたいなのが光りだした。

そして人間の形に変わっていく。





・・・・・


「ごめんね・・。一番辛いときに、目覚めさせてしまったね・・。」

そこには、黒い服、変わった首飾りをつけている男の姿があった。


それは、サクラが寝ている間に話しかけていた人物でもある。



神威「昴流!!よかった・・。目を覚まして」

神威が近寄って行った。

昴流「ごめんね。心配させて」

神威「早く次の世界へ行こう・・!」

昴流「待って・・。」

神威「奴が追い付いてくる前に行かなきゃ!!」

昴流「お願い・・。待って」