二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】心と体のアンバランス2   ツバサクロとコラボ! ( No.618 )
日時: 2011/03/20 08:19
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: FDRArTRL)

        *次の世界にて*



あぁ・・また肝心なトコ、聞けなかった。


残念なような、悔しいような今の心境。



カ「・・・・・・」


今の私の体制は、ねっ転がったような感じで、空しか見えなかった。


あ・・・、

そういえば、


リ「姫様っ!目、覚めましたか?」


リリアが、ひょっこりと顔を出した。


カ「・・あぁ」


私、寝てたのか。

だよね、だって夢見たもんね。


なんて思いながら、体を起こす。




カ「・・・ん?」

ふと、私は手が重いという感覚をおぼえた。


リ「姫様、これなんですか?」

リリアが、何かを持ち上げていった。

そのおかげで、手が重いという感覚が消えた。


つまり、手が軽くなったってこと。


リ「本・・ですよねー・・?」

カ「あ・・!!その本っ!でも・・どうして・・?」


リリアが持っているのは、間違いなく夢でもらった本、『預言書』だ。


ヒ「おーいっ!魚焼けたよーー!」

と、向こうの方で声がした。


ってか今なんて?

魚?

焼けた?



         〜

カ「・・・・・・・・・・(お前らキャンプでもするつもりデスカ?」

焚き火の炎がパチパチと燃え、

串に刺さっている魚が五匹。

辺りはすっかり夕暮れ時。

リ「この魚、さっき向こうの川で捕まえたんですっ」

カ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へぇ」

としか言いようがないよね;


            〜

リ「で、なんですか?この本。」

カ「・・・・・・・・なんですかって言われても・・・預言書?」

晴「疑問系!?」

風「何を予言をするんだ?」

カ「・・・・・違う、そっちの予言じゃない。こっちの預言。」

晴「俺スルーされた・・・(泣」

ヒ「・・その預言書は、なにをするものなの?」

カ「・・・・『世界を創り返る時に必要なものを記すもの』・・(だったけ?」

ヒ「な、なんかすごいね!!」

風「なんでそんなものお前が持ってたんだ?」

なんかその言い方ムカつくな。

カ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・起きたらあった」

晴「今までの沈黙は何!?」

ヒ「ってか起きたらあったって・・・;;」

リ「・・・これ、もしかして『夢』でもらったんじゃないですか?」

晴「また俺スルー・・・((泣」

風・ヒ「夢・・?」

カ「そうだけど・・?なんで」

リ「・・・勘?」

カ「・・・・・・・・・・・・根拠なしかよ」


風「もしそうだったとして、その夢で誰にもらったんだ?」

カ「・・・私。」

晴「は?」

カ「・・・・・・・・・夢で、私に会って。『これ、貴方にあげる。』って」

ヒ「それは・・えっと、、」

リ「それきっと、別の世界のひめさ・・・・小原さんのことですよね?」

晴「今絶対3文字目までいい開けたよな;」

カ「いいよ、無理してそう呼ばなくても。今は」

ヒ「で、別の世界って?」

リ「あ、そーいえば説明してませんでしたねw」

風「語尾の『w』はなんだ」

リ「いえ、なんとなくですw」