二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】心と体のアンバランス2   ツバサクロとコラボ! ( No.63 )
日時: 2011/01/22 14:35
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: V2fBShP3)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

(ここから本編です)


     *目の危険*


黒鋼ともう一人が、モコナたちのもとへたどり着いた。

それに気づいた紅色マントの子供の肩に乗っているモコナが


モコナ「黒鋼!!」


と叫んだ。

モコナ「小狼とファイとカノンが、水から出てこないの!!」

今にも泣きだしそうな声で、一所懸命に言った。

黒鋼「なに!!」

風「・・・・・」


風介としても、何か嫌な予感がして心配だった。




黒鋼が、大きな渦の中に飛び込もうとした。



が、それを阻止するように、水が激しく、黒鋼に襲い掛かる。



黒鋼「っ!」

それを手でかばう。



水がおさまったらしいので、ゆっくりと目を開けた。


黒鋼「!!」


そして、目の前の光景に驚く。


あの大きな渦や、襲いかかってきた激しい水はもうそこにはなかった。



かわりに、目の前に浮かぶ小さな玉と、丸い何かを支えている太いものに立っている小狼と、血だらけで倒れているファイと、すこし離れているところで倒れているカノンを見つけた。











小狼は、『shield』で自らを守っているカノンの目をいったん諦め、再びファイの方へ歩いていく。


小狼の頬と口と手には、びっしりと血がついていた。




小狼が、ファイの後ろ襟元あたりをつかむ。



風「!!!」



黒鋼はすぐに小狼の異変に気付く。


黒鋼「!!・・目が・・・お前・・・」



小狼が、ファイをつかんでいる手を、グッと上にあげた。

そして、あいている方の手で、ファイのもう一つの目に手をやり、抉り出そうとした。



黒鋼「やめろ!!」


黒鋼が小狼の手を抑えにかかる。


ガシッとしっかり手をつかむ黒鋼。




黒鋼「食ったのか、そいつの目を!!」


黒鋼が強く睨んだ。