二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 夢小説作品集 【荊の森】 3作品でキャラ募集中! ( No.19 )
日時: 2011/01/24 19:26
名前: 薔薇結晶 (ID: 2nrfRM.C)
参照: http://blogs.yahoo.co.jp/gran_fenrir/1376350.html

◆ボールの向かう先◆

#02


「お〜と〜ちゃ〜んっっ!!」

<<ドンッ>>

「うわぁっ!?」

と、練習中に誰かが美音の背中に乗っかってきた。
途端だったので、そのまま美音も倒れた。

「〜ッ!!痛いでしょ!?よっちゃん!!」

「知ってるよ?」

「も〜っ!!」

美音の背中に乗っかってきたのは美音の同級生、通称よっちゃん事、坂本世十夜(さかもと よとや)。
翔陽高校の女子バスケット部所属。

「音ちゃん、私達、男子と試合したいんだ!」

「…へ?」

「だ〜か〜ら!試合!!男子と!!」

「…ほ、本気で言ってるの?」

「本気じゃなけりゃ、あんたに頼まないよ。」

と、後ろから。

「麗!」

かなり身長の高い女子だ。
麗、と呼ばれた彼女は如月麗(きさらぎ れい)。
彼女は女子ながら身長が174㎝。

「相変わらず、高いね。麗は。」

「あんたがチビなだけ。」

「うっ…。」

麗と美音の身長差は9㎝。
まぁ仕方ない。



「って事なんだけど。」

と、只今美音は兄・藤真健司と相談中。

「試あ「いいよ。」Σはやっ!?」

即答だった。
って言うか即答の域を超えていた。
「試合して?」と言う前に。

「じゃぁ、こっちもメンバーに伝えるから、そっちも頼む。」

「了解っ。」




「よ〜っし!!久しぶりに男子と試合だっ!!」

「無謀なものだとは思わないんだな。」

上からよっちゃん、花形。
花形とは。(スラムダンクを知らない人のために説明しましょう)
神奈川の強豪校、翔陽高校3年のセンター。身長は何と197㎝!
何かいかにも勉強できます顔な方です。ハイ。

「何なの!身長高いからってさっ!!」

よっちゃん。
確かに、世十夜は美音よりも低い163㎝。
花形とは34㎝の身長差がある。
まぁ、花形のマークマンは世十夜ではないのだが。

「覚悟しろよ、花形。言っとくがあたしはあんたに負ける気なんて、更々無いからな。」

「如月。…恥をかくぞ。」

「さぁな。恥をかくのは、どっちだろうなぁ?」

「…(怒」

さすがの花形も切れたようだ。
だが、そこで女バスの2年、笹野麻衣が。

「あっ、あの…。」

「ど〜したの、麻衣ちゃん?」

世十夜が反応する。

「美音先輩…こっちに入ってもらえませんか…?」

と。
言ったのだ。
すると美音は。

「いいよ。絶対に健司達を、男子を負かしてやる。」

男子の顔が一気にこわばった。

「あっはは!音ちゃん居れば最強かも〜www」

「美音先輩っ、ありがとうございますっ。」

「いいよいいよ。久しぶりに試合したいし。」


次回。
翔陽高校男子バスケット部VS女子バスケット部の試合が始まる!