二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: AB!&リトバス ( No.18 )
- 日時: 2011/02/08 20:02
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
16話
ゆり「さぁてミーティングを聞いてないのはどこの誰かしらぁ〜(黒笑)」
ゆりの背後には何かしら黒いオーラがまとっていた
そして戦線メンバーは・・・
神北「みんなもお菓子食べよう〜」
立華「お、音無君も座って///」
音無「ありがとう」
俺は立華の横に座る
立華「(カァァァ/////)」
ゆり「・・・・・・」
大山「日向君も食べようよ
新味のポテチだよ」
日向「おぅ!じゃあいただきます」
鈴「なぁこの世界に猫はいないのか?」
神北「はい、理樹君」
直枝「ありがとう」
立華「学校の裏庭に最近よく見るわ」
鈴「よし!理樹、今度見に行くぞ」
直枝「えっ!僕も?」
鈴「そうだ、おまえもだ」
神北「はい、結弦君」
立華「っ!?」
音無「えっ、あっ・・・ありがとう」
神北「どうかした?
もしかして名前間違えてた・・・」
音無「いや合ってるよ
ただ、下の名前で呼ばれるの初めてだからさ・・・」
日向「なんだ、おまえ今まで下の名前で呼ばれたことねぇのか?」
音無「あぁ、俺の両親は初音を産んだあとすぐ亡くなって、初音も俺のことはお兄ちゃんって呼んでたからな
学校では名字で呼ばれてたし」
神北「じゃあ私が初めてですね」
音無「そういうことだな」
立華「・・・・・」
日向「ていうか、おまえ妹を置いてこの世界に来ちまったのか?
その初音ちゃんも悲しかっただろうな〜」
音無「・・・・・」
日向「お、おい、どうした音無?
もしかして気にしちまったのか?」
神北「結弦君?」
立華「ゆ・・・音無君?」
ゆり「・・・・・」
音無「・・・・初音は俺より先に、死んでしまってたんだ・・・」
日向「えっ、あっ・・・わりぃ・・・」
音無「いや、気にしないでくれ
もう俺が死ぬ、もっと前の話だったし・・・」
直枝「音無君・・・」
ゆり「・・・・(音無君も私と同じで妹を亡くしてたのね・・・)」
立華「元気出して、音無君」
音無「あ、あぁ」
すると
野田「けっ!妹ごときで、暗くなりやがって!
弱い男だな!!」
ゆり「野田君、空気を読みなさい
あと、私も生前の時に妹と弟を殺されてるから、それは私にも結構なダメージを覆うのよ」
全員「っ!?」
全員が静かになった
野田「なっ!す、すまねぇゆりっぺ!!」
ゆり「私よりもまず音無君に謝りなさい」
野田「・・・悪かった」
音無「ふっ、なんか変な感じだな、おまえが謝ると」
本当にそんな感じだった
おかげで、若干元気になれた
野田「余計なお世話だ」
日向「おっ!これにて一件落着だな」
ユイ「ひなっち先輩は何もやってないですけどね☆」
日向「おまえは一言多いんだよぉぉー!!」
日向はユイに関節技を喰らわした
ユイ「いだだだだだ!!いだいですー!!!」
全員「ハハハハ!!」
先ほどまで暗かった校長室にみんなの笑い声が響いた
この楽しい生活がいつまで続くのか
そしてこの世界に終わりはあるのか
今は何も考えず、楽しくすごそう
俺はそう思った
そして、ミーティングは結局お菓子を食べるだけになってしまった