二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: AB!&リトバス ( No.26 )
日時: 2011/02/12 11:05
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)

22話

〜校長室〜

日向「大丈夫だったか音無?」

小毬「大丈夫結弦君?」

音無「あぁ、大丈夫だよ」

井ノ原「すまねぇ音無、俺の筋肉のせいで・・・
    この罪はいつか筋肉で謝罪させてもらうぜ」

音無「い、いや・・・気にするな・・・」

鈴「音無が引いてるだろうがー!!!」

鈴のハイキックが井ノ原に命中し、その場に倒れた

能美「しかしやっぱり死なないのはすごいです」

恭介「確かに、普通の世界だとあれは死んでもおかしくない打球だ・・・」

能美「ミステリーですね」

直枝「でもやっぱり、僕たち死んだんだって改めて実感するね・・・」

井ノ原「そうだな」

鈴「でも、今もこうして理樹たちといられるのは嬉しいことだと私は思うぞ
  猫もいるし、しかもドルジだっている」

全員「・・・・・・・」

直枝「えぇー!!ドルジいるの!?」

音無「あぁ、あのアザラシみたいな奴か・・・」

直枝「見たの!?」

音無「あぁ、確かいつかの昼休みに裏庭に行ったら・・・」



〜裏庭〜

確か、昼飯を食おうとしたら・・・

ドルジ「ぬおー」

音無「・・・・・」

ネコ「ニャーニャー」

ドルジ「ぬおー」

音無「・・・・く、食うか?」

ドルジ「ぬおー!!ぱちぱち」

音無「・・・・アザラシ?いや・・・猫だよな・・・」

ドルジ「ぬおー」



ー回想終了ー

音無「ってことが・・・」

日向「そりゃあ・・・スゲーな・・・」

鈴「私も見たときびっくりしたぞ
  しかも猫もみんな、元の猫のまんまだ」

日向「不思議なことが起きてるんだな」

その時

ゆり「キャーー!!何よこれ!!!???」

廊下からゆりの悲鳴(?)が聞こえた

野田「どうしたゆりっぺ!?」

大山「何があったの?」

ゆり「何よこの生き物!?」

そこには・・・

リトバス・音無「あっ、ドルジ」

ドルジ「ぬおー」

ゆり「知ってんのかよ!!」

鈴「私が世話を見ている猫の一匹だ」

ゆり「猫なのこれ!?
   どうみたってアザラシじゃない!?」

ドルジ「ぬおー・・・ぱちぱち」

ゆり「アザラシじゃない!!」

野田「貴様か・・・ゆりっぺを驚かした奴は・・・百回死にやがれ!!」

野田がハルバードを持って、ドルジに近ずく

直枝「ドルジあぶない!!」

鈴「猫をいじめるなぁー!!!」

鈴の今日二度目のハイキックが野田にヒット

野田は倒れた・・・

そのとき

立華「何してるの?
   廊下では、さわがないでね」

反対方向から立華がやってきた

音無「おっ、よぉかなで」

ゆり「っ!?」

立華「こんにちわ音無君」

音無「こんにちわ」

立華「ところで何していたの?」

音無「いや・・・ドルジが学校内に入ってきちゃって・・・」

立華「ドルジ?あのアザラシの?」

鈴「ドルジは猫だ!アザラシではない!」

立華「えっ!?そうだったの!?
   私てっきりアザラシかと思って、生魚あげちゃった・・・」

音無「うん大丈夫だと思うよ、かなで・・・
   猫でも魚食うし・・・」

立華「本当!?あぁ〜よかったわ」

ゆり「ねぇ〜音無君〜ちょっっと〜いいかしら〜(黒笑)」

全員「(ビクッ!!)」

音無「な、なんだ・・・ゆり・・・」

ゆり「ねぇ〜なんで音無君は〜かなでちゃんのことを〜かなでって呼んでるのかなぁ〜」

音無「そ、それはかなで本人の希望で・・・」

ゆり「私もね〜かなでちゃんって呼べるようになるのに、どれくらい時間かかったと思う〜?」

音無「い、いや・・・その・・・」

ゆり「音無君!!」

音無「は、はい!!」

ゆり「今度の球技大会で、もし私たち生徒会チームがあなたたちより成績が勝ったら、かなでちゃんのことはこれまでどおり名字で呼ぶこと!!
   良いわね!!」

音無「は、はい!!」

そして、ゆりは校長室に入っていった

音無「悪いかなで・・・」

立華「気にしなくて良いわ
   寂しいけど頑張ってね」

そして立華も校長室に入っていった

音無「・・・・日向」

日向「・・・・なんだ?」

音無「なんで、ゆりはあんなに怒ってんだ?」

日向「親心ってやつかなぁ」

音無「あぁ・・・」

全員「・・・・・」

それからしばらく、ゆりに話しかけた人は立華以外いなかったという

球技大会まで残り6日