二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: AB!&リトバス ( No.31 )
- 日時: 2011/02/13 22:54
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
27話
二木「お久しぶりね、リトルバスターズ」
三枝「なんでお姉ちゃんがここに!?」
お姉ちゃん?
音無「ちょっとまて、三枝とえぇっと二木か。
三枝と二木は姉妹なのか?」
三枝「うん、名字は違うけど姉妹だよ」
日向「けど、ここに来たってことは二木も死んだのか・・・」
そうだ、この世界にいる人は全員死んだ人
それも、高校のときで何かしらの未練があった人が来る世界・・・
この人も、また報われない人生を送っていたのか・・・
二木「まぁ、死んでもあなたたちに会えたのは、まだラッキーだったわ
それよりも何してるのよグローブなんか持って
もしかしてここに来ても野球やってるのかしら?」
直枝「球技大会だよ」
二木「球技大会?やっぱりここは学校だったのね」
鈴「学校の他に何がある
市役所でも思ったか」
二木「思わないわよ」
直枝「ねぇ二木さんもメンバーに入れない?」
恭介「二木をか?」
三枝「それはいい考えですね!!」
能美「ナイスアイデアです!!」
来ヶ谷「しかし、試合は残り1試合しか無いぞ
それに途中でメンバー登録できるのか?」
日向「そうなんだよな・・・」
音無「だったら、聞いてきてやるよ」
日向「そうか?すまねえ頼むわ」
??「何を聞くつもりだったんですか音無さん!」
その声は
音無「直井か?」
直井「はい!」
日向「うわっ!なんで生徒会副会長がここにいるんだよ!?」
直井「そんなこと決まっている
音無さんのボディーガードだ」
日向「・・・・・」
ユイ「アホですね・・・」
直井「貴様・・・神に向かってなんて言葉を・・・
これだから愚民共は・・・あっ!もちろん音無さんは神以上の存在ですから!!」
日向「ていうか音無、いつからこいつになつかれるようになった」
音無「あ、あぁ・・・球技大会前日だ」
直井「音無さんは、僕のことを認めてくださった御方だ!!」
日向「何をだよ?」
直井「あの日、僕は試合に向けて練習をしていた
神である僕だったが、野球のボールをバットに当てるのは難しかった
だから、バッティングマシーンを使って練習をしていた
そのときに、他のチームの愚民からこう言われた
『おまえなんかが、練習しても意味ねぇんだよ』って、そのときにたまたま通りかかった音無さんが言ってくれたんだ」
日向「なんて言ったんだよ?」
直井「『人が頑張って努力してるのにひどいこと言うな!!
意味が無いなんてことは無いんだよ!!努力しだいで叶うものもあるんだよ!!
おまえの人生だって本物だったはずだろぉー!!』と素晴らしい言葉を」
日向「最後の関係ないだろ」
音無「なぜか勝手に出てしまったな・・・」
ユイ「・・・アホ・・・では無いですけど・・・」
神北「いい言葉だね〜」
鈴「しかし、ちょっと熱血くさいぞ」
音無「それは言うな」
直井「それ以来、僕は音無さんのために生きようと思ったんだ
わかったか愚民共」
二木「人のことを愚民って呼ぶのはどうかと思うけど」
ここで二木が言葉を挟んだ
直井「ふん、僕は神だ
神が愚民を愚民と呼んで何が悪い」
二木「何が神よ
ていうか、神なら皆に平等にしなさいよね!
大体副会長がそんな口の利き方でいいと思ってるの!!」
直枝「うわ〜二木さんが」
来ヶ谷「さすが、風紀委員だな」
直井「貴様、神に説教だと・・・いい度胸じゃないか」
二木「あんたなんか、元の世界にわんさかいそうなただの学生じゃない!!」
直井「僕は何年前からここにいる神だ
そのへんの愚民と一緒にされたくない」
二木「だったらさっさと成仏して消えなさいよ!!」
直井「貴様が先に・・・消えるほうだ!!」
すると直井の目が赤く光りだした
やばい止めないと
二木「何よそれ・・・」
直井「さぁ僕の目を見るんだ
おまえは消えるんだ、報われた人生と思ってこの世界から消え・・・」
音無「はい、ストップ!」
なんとか消える前に止めることができた
今のは直井がどこで習得したかわからない催眠術だ
直井「音無さん!なぜ止めるのですか!?」
音無「簡単に人を消すな、生きてきた人生はすべて本物
偽りで消して何になる」
直井「す、すみません」
音無「わかればよし!」
直井「あっ、そういえば何を聞こうとしてたんですか?」
音無「あぁそうだった
この球技大会で途中からメンバーの増やすことってありかどうかを聞こうと思ってたんだ」
直井「メンバーの入れ替えは出来ませんが、メンバーを増やすのは可能です」
音無「そうか、ありがとう」
直井「はい!
そろそろ戻ります、それでは失礼します!!」
そして直井は帰っていった
だが・・・
二木「何よあいつーーー!!」
二木がかなりキレていた・・・