二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: AB!&リトバス ( No.33 )
- 日時: 2011/02/14 17:08
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
29話
昨日の雨はすっかり止み、グランドの状態もばっちりで絶好の野球日和かどうかはわからないが、とにかくいい天気だった
球技大会決勝、生徒会チーム対リトルバスターズ
だが、今日の試合はこれまでとは違っていた
まず、グランドがかなり本格的な球場、次に観客がほぼ学校の生徒全員が来ている
直枝「す、すごいね・・・」
鈴「こんなところで決勝をやるのか」
神北「出ないとわかってても緊張するよ・・・」
音無「決勝戦は毎回こんなんだったのか」
日向「一応な、だがまさかこんなに来てるなんてな・・・」
井ノ原「俺の筋肉を披露するに絶好の場だ」
鈴「きしょいからやめろ」
そして10分後
放送『ただいまより、球技大会決勝戦、生徒会チーム対リトルバスターズの試合を開始します』
直枝「アナウンスもあるんだ・・・」
二木「これはすごいわね」
放送『まずスターティングメンバーを発表します
先攻リトルバスターズ・・・1番センター、音無君・2番キャッチャー直枝君』
立華「あっ!音無君が1番だって」
直井「さすがは音無さんですね」
ゆり「あなたたち、今からその音無君と対戦するのよ・・・(大丈夫なのかしらこの二人・・・)」
放送『3番セカンド日向君・4番サード野田君・5番レフト井ノ原君
6番ショート棗恭介君・7番ファースト宮沢君・8番ライト二木さん・9番ピッチャー棗鈴さん』
ゆり「ん?二木さんって誰?」
直井「あぁあいつか・・・あいつはこの世界に新しく来た愚民だ
音無さんのチームは14人だったからメンバーに加えたみたいだ」
ゆり「そうなんだ」
そして、ついに試合が始まった
1回の表、まず俺がヒットで出塁し、2番の直枝もレフト線への二塁打を放ちいきなり2,3塁のチャンス
そして3番の日向がライトへのタイムリーヒットで1対0
4番野田がセンターへの犠牲フライを放ち2対0
そのあと、井ノ原が倒れるも6番の恭介がセンターオーバーのタイムリーツーベースで3対0でいきなり3点リードをもらう
だが、相手も生徒会チームで野球部のレギュラーだ
あっさり同点に追いつかれると、そのあとも点を取られ1回を終了して3対7になってしまった
だが、こっちは打線が売りのチーム
先頭の8番二木が女子とは思えない打撃センスで左中間への二塁打を放つ
9番の鈴がファーストゴロに倒れるも、1番の俺がタイムリーヒットを打ち3点差
直枝・日向が連続で出塁し4番の野田が見事な満塁ホームランを打ち8対7と逆転に成功する
日向「オッシャー!!ナイス野田!!」
野田「ふん!当たり前のことだ」
鈴「音無もナイスバッティングだったぞ」
音無「サンキュー」
来ヶ谷「だが油断はするな、相手もすぐに点を入れてくるだろう」
来ヶ谷の言うとおり、その裏にまた逆転され8対10になった
そのあとはしばらく0行進が進んでいたが5回に井ノ原の同点ツーランで10対10
恭介・宮沢・二木の連続ヒットで満塁のチャンスを作り、日向が動いた
日向「代打!来ヶ谷!!」
日向はここで来ヶ谷を出した
そして来ヶ谷が2点タイムリーを放ち12対10と勝ち越しする
そして俺もタイムリーを打ち、13対10になって5回の表が終了した